月別アーカイブ: 2015年4月

カリフォルニア・デルタへ


久々の更新です。しばらく慌ただしい日々を送っていました。そして、今日からカリフォルニア・デルタに向けて出発です。と言っても、今現在、まだパッキングは完了しておりませんが・・・。
今週は2010年以来、久しぶりのエリート戦がデルタで開催されます。といっても、今回はスタート地点がカリフォルニア州都のサクラメントからとなって、各選手はロングランを強いられることになります。タイドのタイミングによって釣り方が大きく変わるデルタで、実質釣りをする時間が短くなる中、エリート選手たちがどこに向かい、どんな釣りをするのか、興味深いです。
この週末はロコの試合があって、上位2チームが29ポンド超えというウェイトが出ています。全31チーム中、16チームが20ポンド、24位でも18ポンド超えという恐ろしいほどのハイウェイト合戦となっています。エリート戦ではどんなウェイトが飛び出すか、楽しみです。
そして、翌週はRayovacシリーズにボーターとして参戦します。当初、1回キリのつもりで、ボートを借りてのボーター参戦でしたが、ついつい欲が出て、3度目の正直、今度こそ賞金圏でフィニッシュしたいともくろんでいます。
デルタはバスフィッシングの奥深さ、面白さを教えてくれた、ボクにとっては非常に重要な釣り場です。そのデルタで、自分のスタイルを貫いて、デルタのロコたちと張り合ってきたいと思います。

ウォブルヘッドのススメ その5


tbb ウォブルヘッドのオススメトレーラーをいろいろ考えてみましょう。
まずはご存じ、元祖ともいうべきビッフルバグ。まさにこの釣りのためにデザインされた専用ワームです。扁平の中空ボディーが特徴で、フッキング率を高める工夫があります。やや硬めのマテリアルで、スローな動きではツインテールの動きが少し悪いのが難点です。中空ボディーの中にはガラスラトルを挿入して誘うこともできます。
最近、マイブームなのがストライクキングのレイジテールシリーズのストラクチャーバグ(上)とシェルクラッカー(下)です。ともにツインテールが特徴で、スローリトリーブでもテールがピリピリと小気味よく動きます。レイジテールはアピール系として、シェルクラッカーはギルっぽいシルエットでナチュラル系として使い分けます。ボディーがソフトなのでフッキング率もビッフルバグよりいいです。というか、最近はこの2つしか使っていません。
ストラクチャーバグはフリッピングベイトとしてもよくできていますし、シェルクラッカーはチャターの縦刺しにしてチャターのトレーラーとして使うのもいいです。

P1140092 (640x479)

 

ウォブルヘッドのススメ その4


ウォブルヘッドは最適なハードボトムを見つけることができれば、非常に面白い釣りです。ボトムの様子も手に取るようによく分かります。
難点はフッキング率が少し悪いような気がします。まだまだボク自身の練習が足りないと思いますが・・・。オフセットフックでトレーラーをセットして、ラインは常に張っているのでアタリがあっても弾かれたり放されたり、フッキングしてもすっぽ抜けたり・・・。
そこで重要なのがトレーラー選びとフックのセット方法です。ビッフルやKVDなどのいろいろな動画やサイトを見ていると、ウォブルヘッドのトレーラーは扁平ボディタイプを横刺しするのが定番のようです。理由の一つにはフッキング率を上げるためがあると思います。体高のあるバルキーなボディだと、フッキング率がさらに悪くなってしまいますから・・・。
扁平でコンパクトなボディだと、ヘッドがゴツゴツとボトムを叩く度に、機敏に反応して左右上下に大きく揺れる効果も期待できます。さらにカーリーテールなどの水流の抵抗を受けて自発的に動くパーツが付いている方が向いていると思います。
フックのセット方法ですが、基本はハードボトムですし、フックポイントは常に上を向く(フックとヘッドをスプリットリングを介せずにジョイントする理由の一つ)ので、根掛かりはあまり気にせずフックポイントはむき出し気味でいいです。根掛かりはヘッドがボトムの隙間にはまるケースがほとんどですから。ただし、ブラッシュパイルなどが絡むスポットでは、フックポイントはむき出しにしません。

P1140089 (640x479)

ウォブルヘッドのススメ その3


ウォブルヘッドで重要なのがヘッドウェイトの選択です。元祖のジーンラルーのハードヘッドの場合は、少し変わっていて、3/16、5/16、7/16、11/16、1ozというバリエーションがあります。KVDは3/4ozが基本とも言っているように、まずは少し重いかなというぐらいのウェイトで、やはり少し速いかなぐらいのスピードから始め、ボトムにタッチするかしないかの微妙な感触をつかみます。
ヘッドがボトムにスタックしすぎない程度の一定のスピードでラインを張り続けていれば、そうそう根掛かりはしません。この要領はウィードに突っ込みすぎない程度にウィードトップをかすめるようにスイムジグを引くのと同じです。
スピードが速すぎると感じたら、ヘッドのウェイトを落としてスピードも落とします。逆に深くてうまくボトムタッチができなければ、スピードを落としたり、ヘッドウェイトを重くして対応します。もちろん、トレーラーのサイズを変えたり、ラインを少し細くして調整することも可能です。
リールはギア比の高いハイスピードモデルが向いています。ロッドは7ftぐらいのミディアムクラスが個人的には使いやすいと思います。ラインはフロロの14-16ポンドがいいと思います。
キャストしたら、あまりフリーフォールで着底させず、ラインを張って落とすか、すぐにリトリーブを開始します。ロッドはラインに対して一直線上になるように構えて、一定スピードでリトリーブします。ボトムに軽くスタックしたら、リールのハンドルを強く回して外します。ロッド操作で外したり、ロッドの弾性を利用しないのがコツです。
アタリはフッと軽くなったり、重みを感じるような感じだったり、クランクベイトのアタリに似ています。早合わせは厳禁で、スイープ気味に大きなストロークでフッキングします。

IMG_0485 (640x478)

ウォブルヘッドのススメ その2


なぜ、ウォブルヘッドなのか? これを理解せずにこの釣りを始めても、なかなかその有効性が見い出せません。この釣りに関しては以前にも紹介しましたが、元祖のトミー・ビッフルやKVDがYoutube動画で解説しているのが、分かりやすいです。
ウォブルヘッドはジグ系ではなく、巻物系のルアーです。フラット気味のハードボトムを広く探るために生まれました。クランクベイトのリップでボトムを叩くがごとく、リトリーブしてヘッドをボトムにゴツゴツ当てるのです。そして、クランクベイトよりも広く確実にボトムを叩くことができるのが利点です。
ただ、ボトムをズル引いたりステイさせるわけではありません。あくまでボトムを当てながらステディーリトリーブが基本です。ここがジグ系の釣りと違うところです。
フットボールヘッドなのは、浮き上がりを抑え、ボトムコンタクトのアタリを強くする狙いがあると思います。KVDがこの釣りに関してYoutube動画で、”The head is bouncing around, making a lot of noise, kicking around, and the body is jumping around behind it”と表現しているように、ヘッドがハードボトムにゴツゴツと音を立てながら当たり続けることで、ヘッドがイレギュラーにバウンドして、ジョイントで繋がったトレーラーが左右、上下に大きく揺れるというわけです。
そう聞くと根掛かりが多発しそうな気がしますし、実際ボク自身も最初は根掛かりしまくりました。ただ、根掛かりが多いのは、たいていの場合はリトリーブスピードが遅すぎるのが原因です。逆を言えば、根掛かりしないぐらいのスピードが正解なのです。
ちょうど琵琶湖のウィードフラットで、ウィードに突っ込みすぎない程度にウィードトップをかすめながらスイムジグを引くのと似ています。

IMG_0473 (640x479)

ウォブルヘッドのススメ その1


このブログでも何度か紹介しているジョイント式フットボールヘッド。ジーン・ラルーのオリジナルはハードヘッドという商品名ですが、今やアメリカの定番メソッドになりつつあって、各メーカーが似たようなヘッドを販売していて、一般にはウォブルヘッドとかスウィングヘッドと呼ばれるようになってきました。
実はボクもこの釣りの有効性を探ろうと、昨年あたりから試しているんですけど、最初は根掛かりばかりするし、テキサスリグとの違い、またはノーマルのフットボールジグとの違いを見い出せずにいたんですが、最近になって、なんとなくこの釣りのキモが分かったような気がしてきました。
どんな釣りもそうですが、やり込むと奥が深く、今ではちょっとしたマイブームです。欠点は日本ではあまり売っていないことですけど・・・。そんなわけで、しばらく、ウォブルヘッドについて書いてみたいと思います。

IMG_0484 (480x640)

ハニースポットジャム2015


ブログの更新がかなり怠っています。桜が咲いて、急に体が釣りモードになって、今月に入って4日も琵琶湖に浮いてしまいました。来週いっぱいまではお預けになってしまいますが・・・。
改めてハニースポットジャムにお越しいただいた皆様、ありがとうございました。テッケルフロッグの色塗りは、お客様1人1人とゆっくり話ができるので、ボクも楽しみなイベントです。オリジナルカラーのテッケルで、思い出に残るバスをキャッチしてください。
来年も呼んでもらったら、ぜひ参加したいと思っています。次回は歯形のいっぱい付いたフロッグも見せてください。
イベントでは、多くの方に「ブログ見てます」って声を掛けてもらいました。最近は、少し更新ペースがスローになっていますが、止めずに続けますので、よろしくお願いします。
ハニースポットジャムの様子はフェイスブックページにアルバムとしてアップしましたので、興味のある方は見てください。
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.667138113392171.1073741851.334427389996580&type=1