ウォブルヘッドのススメ その2


なぜ、ウォブルヘッドなのか? これを理解せずにこの釣りを始めても、なかなかその有効性が見い出せません。この釣りに関しては以前にも紹介しましたが、元祖のトミー・ビッフルやKVDがYoutube動画で解説しているのが、分かりやすいです。
ウォブルヘッドはジグ系ではなく、巻物系のルアーです。フラット気味のハードボトムを広く探るために生まれました。クランクベイトのリップでボトムを叩くがごとく、リトリーブしてヘッドをボトムにゴツゴツ当てるのです。そして、クランクベイトよりも広く確実にボトムを叩くことができるのが利点です。
ただ、ボトムをズル引いたりステイさせるわけではありません。あくまでボトムを当てながらステディーリトリーブが基本です。ここがジグ系の釣りと違うところです。
フットボールヘッドなのは、浮き上がりを抑え、ボトムコンタクトのアタリを強くする狙いがあると思います。KVDがこの釣りに関してYoutube動画で、”The head is bouncing around, making a lot of noise, kicking around, and the body is jumping around behind it”と表現しているように、ヘッドがハードボトムにゴツゴツと音を立てながら当たり続けることで、ヘッドがイレギュラーにバウンドして、ジョイントで繋がったトレーラーが左右、上下に大きく揺れるというわけです。
そう聞くと根掛かりが多発しそうな気がしますし、実際ボク自身も最初は根掛かりしまくりました。ただ、根掛かりが多いのは、たいていの場合はリトリーブスピードが遅すぎるのが原因です。逆を言えば、根掛かりしないぐらいのスピードが正解なのです。
ちょうど琵琶湖のウィードフラットで、ウィードに突っ込みすぎない程度にウィードトップをかすめながらスイムジグを引くのと似ています。

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