日別アーカイブ: 2014年1月23日

ケイテックが標的 その3


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 これはパクリというレベルではないですが、ミサイルベイツからショックウェイバー4.25というシャッドテールワームが発売されました。
 この手のワームはアメリカではスキニーディッパーがブームの発端で、それこそ猫も杓子もスキニーディッパーもどきを作って、スキニーディッピングなんていう言葉まで生まれました。
 ミサイルベイツのこのショックウェイバーもまた、そんなカテゴリーの一つではあるんですが、ケイテックのデザインを意識しているのが分かります。今さら数多く似たようなものがあるスキニーディッパーのテールデザイン(アクションはロール系)よりも、最近注目のケイテックのテールデザイン(アクションはたぶん非ロール系)を採用したと思われます。
 価格は5本入りで4.39ドルだそうです。カラーはリアル系が多いのが少し残念ですね。
http://missilebaits.com/index.php/baits/shockwave-4-25.html

ウィグルワートの復習


 お蔵入りルアーの話を進めるにあたり、復習しておきたいのがウィグルワートです。このブログでは何度も登場していまして、ボクも久しぶりに読み返すと、なかなか面白いです。当時と今では少し違う部分もありますが・・・。
 あと昨年、大注目で登場したラッキーストライクのワートホッグは、水漏れやらウェイトの固着によるアクション不良などのクレームが多発し、今は回収されたのかオンラインショッピングサイトでも完全に見かけなくなってしまいました。

奇跡の名作?ウィグルワート その1
http://granbass.blog.ocn.ne.jp/granbass/2007/04/post_450d.html

奇跡の名作?ウィグルワート その2
http://granbass.blog.ocn.ne.jp/granbass/2007/04/post_def6.html

奇跡の名作?ウィグルワート その3
http://granbass.blog.ocn.ne.jp/granbass/2007/04/post_80b8.html

奇跡の名作?ウィグルワート その4
http://granbass.blog.ocn.ne.jp/granbass/2007/04/post_e6da.html

奇跡の名作?ウィグルワート その5
http://granbass.blog.ocn.ne.jp/granbass/2007/04/post_4806.html

奇跡の名作?ウィグルワート 番外その1
http://granbass.blog.ocn.ne.jp/granbass/2007/04/post_5c6c.html

奇跡の名作?ウィグルワート 番外その2
http://granbass.blog.ocn.ne.jp/granbass/2007/05/post_6ae5.html

奇跡の名作?ウィグルワート 番外その3
http://granbass.blog.ocn.ne.jp/granbass/2007/05/post_cd97.html

奇跡の名作?ウィグルワート 番外その4
http://granbass.blog.ocn.ne.jp/granbass/2007/05/post_ac47.html

奇跡の名作?ウィグルワート 番外その5
http://granbass.blog.ocn.ne.jp/granbass/2007/05/post_2177.html

秘密だったクランクベイト その1
http://granbass.blog.ocn.ne.jp/granbass/2012/06/post_fcb2.html

秘密だったクランクベイト その2
http://granbass.blog.ocn.ne.jp/granbass/2012/06/post_45d6.html

秘密だったクランクベイト その3
http://granbass.blog.ocn.ne.jp/granbass/2012/06/post_40bd.html

秘密だったクランクベイト その4
http://granbass.blog.ocn.ne.jp/granbass/2012/06/post_7820.html

お蔵入りルアー その2


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 2004-2005年、アメリカのトーナメントシーンで、何度となくウィグルワートが話題となりました。当時はストームがラパラに買収され、ウィグルワートは廃盤(その後復刻)となっていましたので、ウィグルワートに代わる、またはウィグルワートを超えるクランクベイトのニーズがありました。
 個人的に非常に興味があったボクは、アメリカのウィグルワート使いのプロたちからリサーチする一方、ebayで旧モデルのウィグルワートを買い集めて研究しました。また、ウィグルワート系の他メーカーのクランクも買い集めて使い比べたりもしました。
 研究すれば研究するほど、ウィグルワートがいかに良くできた名作ルアーであるかということがよく分かりました。この世に無数にあるクランクベイトの中で、非常に奇異な存在で、フラフラと軌道が逸れながらもバランスは崩しそうで崩さない、絶妙のバランスです。このバランスは旧モデルの方が特徴的で、本家のラパラですら、旧モデルを超えることができません。
 と同時に、ウィグルワートの持つとんがった部分をさらに強調すれば、きっと面白いルアーができるに違いないと確信できるようになりました。そんな経緯で生まれたのが、このお蔵入りとなったクセモノクランクです。ウィグルワートが優等生なら、このクランクベイトは完全なツッパリの不良です。