FLWからエリートへ大量流出


 B.A.S.S.からの正式な発表はまだですが、バスゾーンの記事によると、バスマスターのオープン枠からエリート昇格の権利を獲った15人中、14人がエリート参戦を表明したそうです。そうなると興味深いのがFLWツアーの選手が大量にエリートに流出することです。
 サザンオープン枠からはグレン・ブラウン、チャッド・モーガンテラー。セントラルオープン枠からはランドール・サープ、ブレット・ハイト。ノーザンオープン枠からはジェイコブ・パウロズニック、ジャスティン・ルーカス。FLWを代表する有名プロの面々です。
 今季のジェイソン・クリスティーのようにエリートとFLWの掛け持ちをする選手もいるかもしれませんが、中には完全にエリートに絞る選手も出てくるでしょう。注目はランドール・サープとジェイコブ・パウロズニックの2人です。
 ランドール・サープは2010年のサザンオープンでもAOYになってエリートへの転向が噂されましたが、FLWの遺留?工作でエバースタートのプロチームに入った経緯があります。その後、2012年のFLWツアーオキチョビー戦で優勝、2013年のフォレストウッドカップで優勝。満を持してのエリート挑戦となります。今年はセントラルオープン最終戦でも優勝し、得意なガンターズヴィルで開催されるクラシックの権利も獲っています。
 ジェイコブ・パウロズニックはFLWツアー年間ランキングが2013年は3位、2012年は2位。2年間で賞金を逃した試合はゼロで、過去4年でも賞金を逃したのがたったの4試合という抜群の安定感を誇っています。
 今季のエリート選手の中でクラシックの権利を獲ったボビー・レイン、キース・コムズ、オット・デフォー、スティーブ・ケネディー、デヴィッド・ウォーカー、クリフォード・パーチ、ジェイソン・クリスティーもFLWからの転向組です。
 FLWのスター選手が次々とエリートに移ってしまうのは、少し残念ですが、この傾向はしばらく続きそうな気がします。

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