日別アーカイブ: 2013年11月3日

求むバスオブジャパンの改革 その4


 バスマスタークラシックに出るには、現在どんな方法があるでしょうか?
 まずは全3戦のバスマスターオープンのセントラル、サザン、ノーザンディビジョンのどれかにフル出場し、その3戦中のどれかで優勝する方法があります。エントリーフィーは1戦あたり1500ドルで誰でも出場できます。時間に余裕があって、試合経費(エントリーフィー、ガソリン、宿泊等)に1シーズンあたり100万円ぐらい用意できるなら挑戦できるでしょう。ただし、エリートプロやFLWツアープロの強豪も顔を出しますから、優勝するのはかなりハードルが高いですが・・・。
 または、全3戦のバスマスターオープンのセントラル、サザン、ノーザンディビジョンのどれかにフル出場し、年間ポイントランキングを5位以内でフィニッシュ(すでにハードルは高いです)し、エリートプロに昇格します。翌年、1試合のエントリフィー5000ドルのエリートシリーズに全8試合出場し、優勝するかまたは年間35位でフィニッシュする方法があります。最短でも2年掛かりますし、エリートシリーズを1シーズンフルエントリーするだけで、試合経費に600万円ぐらい掛かるでしょうか。日本にそうそう帰ってこれませんから、仕事は無理です。もちろん、何年掛かってもクラシックに出られない選手もたくさんいます。まあ、夢はありますが、途方もない夢です。リスクが大きすぎます。人生そのものをバクチできる人しかオススメできません。
 続いて、大穴のフェデレーション枠を狙う方法です。バスオブジャパンに入会し、まずは年間チャンピオンを目指します。総勢20人程度の頂点に立てばいいだけですから、1年目でも可能性があります。費用的にも時間的にも、一般サラリーマンでも実現可能です。続いてフェデレーションのチャンピオンシップに出場します。試合ではボートやトラックはオフィシャルが用意してくれますから、必要なのは飛行機代ぐらいです。可能ならプリプラをして、本戦に臨みたいです。この一発勝負で、クラシックの切符が手に入ります。極めて現実的で、難易度もその他の方法に比べて、比較にならないほど可能性が高い方法といえるでしょう。
 さあ、皆さん、バスオブジャパンに入会して、アメリカンドリームを手に入れませんか? 日本人で8人目のクラシック出場を決めるのはあなたかもしれません。肝心の入会方法ですが、実はこれが一番難易度が高いわけですが・・・。そんな閉鎖的な団体に、なぜか、そうそうたる日本のメーカーがスポンサーに名を連ねているから不思議です。

前方の闇をスポットライト


Spotlightstructurescansonar

 ハミンバードがオニキスシリーズを発表した同日、ローランスはスポットライトスキャンを発表しました。こちらも負けてません。
Spotlightscan_transducer_spotlights スポットライトスキャンは、新しいシリーズではなく、HDS Gen2タッチに対応した新しいトランスデューサーです。従来は自分が通過してからスクリーンに映し出されるわけですが、スポットライトスキャンは自身の前方の様子を映し出すことが可能となります。ハミンバードの360イメージングみたいな大げさな装備は必要ありませんし、お値段も500ドルとお手頃です。
 ちなみに、タッチモデルではなくHDS Gen2を持っている人でも、別売りのソナーハブを購入すれば、スポットライトスキャンが使えるそうです。http://www.lowrance.com/Root/Lowrance-Documents/US/Spotlight.pdf