いよいよ2013年も終わりです。今年も思い出に残る数々の1匹と出会うことができました。いつも思うことですが、バスフィッシングに感謝です。そして今年、一番思い出深いルアーはリバートゥシーのワッパープロッパーで決まりです。
このルアーとの出会いは衝撃でした。実はキャストしたわりにはあまり多くをキャッチできていません。というのも、フッキング率が非常に悪く、とんでもないビッグバイトを何度も逃してしまいました。それがまた忘れられないルアーとなりました。
今年、人生初めてのアメリカのトーナメントにボーターで挑戦した試合でも、本命エリアの本命パターンとして、2日間このルアーを投げ続けました。トーナメントに”タラレバ”は禁物ですが、1日5バイトとれるかどうかでしたが、すべてキャッチできれば、間違いなく決勝に残れる強力なパターンでした。
最初は20年目の節目に軽い気持ちで”なんちゃってボーター”体験するつもりが、結果的に、試合が待ち遠しくて、前日は眠れないぐらい興奮し、ボーターの禁断の醍醐味を味わってしまいました。そんなわけで1回だけのつもりが、今年2回もボーターに挑戦してしまいました。おそらく、ボクの今後の釣り人生を大きく変えるルアーになることでしょう。
年別アーカイブ: 2013年
橋桁と橋脚
橋桁(ハシゲタ)と橋脚(キョウキャク)を間違って使っている釣り人って多いですよね。最近は報道関係のテレビでも間違って使っている人がいます。今日もテレビを見ていたら、「イカダが橋桁に衝突」なんて言ってました。昔、編集の仕事をしていたので、どうしても気になってしまいます。
言うまでもないですが、橋桁は橋脚と橋脚を渡すものです。せめて釣り人は間違わずに使いたいですね。
嬉しいような残念な話
最新号のバサー誌のイヨケンの不定期連載”Go! U.S.A.!!”を見ていただけましたか? イヨケンが出場したバスマスター・セントラルオープン最終戦(ミシシッピー州ロスバーネット・リザーバー)でのレポートが記事になっているんですが、テッケルフロッグのホンカーがバッチリ映っています。
実はこの試合の1週前にボクもエバースタートのクリアレイク戦があったため、お互いプラの話など、フェイスブックや携帯で近況を報告し合っていました。そんなわけで、当時は公開禁止令が出ていたんですが、イヨケンからプラでホンカーでいい感触をつかんでいる話を聞いていました。写真もいろいろ送ってもらっていました。
ボクとしてはエリート昇格の掛かった大事な試合で、ホンカーを使ってもらえることが嬉しく、いいニュースを期待していたんですが、試合が近づくにつれてフロッグパターンの威力がなくなってしまい、結果としては惜しくも年間7位でフィニッシュし、あともう一歩のところでエリートを逃してしまいました。イヨケンにとって生涯忘れられない1匹を試合初日にプレゼントできていたらと思うと残念でなりません。
イヨケンはエリート昇格を目指し、来季もサザンオープンとセントラルオープンに参戦するようです。今度こそ、エリート昇格をつかんでほしいですし、テッケル・フロッグが何かの形で力になれば最高なんですが・・・。
エバースタートからレイオバックへ
FLWからもスポンサー関係で大きなニュースが発表されました。ボクも馴染み深いエバースタートシリーズが、来季からタイトルスポンサーが変わりレイオバックシリーズとなるようです。
このシリーズは1998年から2005年シーズンまではエバースタートシリーズ、その後2006年から2009年シーズンまではストレーンシリーズ、2010年はタイトルスポンサーがなく、アメリカンフィッシングシリーズとなり、2011年から2013年までは再びエバースタートシリーズとなった経緯があります。
レイオバックはアメリカでシェア3位の乾電池メーカーです。タイトルスポンサーが変わると、そのトーナメント名が変わるので、個人的にはバスマスターオープンのような固定名の方がしっくり来るんですが・・・。
未知のスピード
今年、何かと話題になったUS先行で発売されたタトゥーラですが、先日、タイプRのギア比8.1:1のハイスピードモデルを購入しました。こんなハイスピードのリールは初体験です。ハンドル1回転で86cmは実際に使ってみるとその回収の早さにビックリします。
フロッグやフリッピングなどのショートディスタンスでの釣りの場合、大きなアドバンテージとなりそうです。例えば1投(キャストから次のキャストまで)に約15秒掛かっていると仮定すると、通常1分で4投、1時間で240投、6時間で1440投している計算になります。1投あたり、ハイスピードのおかげで回収に1秒短縮が可能となれば、結果的に1440秒の短縮ができるわけです。これを1投14秒で計算すると、6時間で100投以上キャストが余分にできるわけです。もちろん、その分バイトのチャンスが増えることになります。
単純にキャストの回数だけでなく、よりエレキのスピードを速くして流すことが可能となり、より広範囲にエリアをチェックできるメリットもあります。
パンチングでは、マットからルアーを抜いたら、途中でルアーを着水させずに一気に空中でルアーを回収できるかどうかで、手返しの早さが格段に違ってきます。というのも、途中でルアーが着水してしまうと、リズムが狂うだけでなく、トロロ藻(モス)を掬ってしまったりワームがズレたりして、すぐに次の投入に移れないことがあるからです。もちろん、不必要に音を立てずに済みますから、マットの中のバスを警戒させません。つまり、ハイスピードリールのおかげで、より遠くのマットをリズムよく撃つことが可能となるわけです。
亀山ダムで開催されたケロケログランプリで初投入しましたが、ハンドルも大きくていい感じでした。来年はこのリールのおかげで何匹かボーナスフィッシュが獲れるかもしれません。
保険会社の参入
今月に入って次々とニュースが飛び込んできていますが、中でも興味深いのが、バスマスター関係のニュースです。来年、ガンターズヴィルで開催されるバスマスタークラシックのタイトルスポンサーがGEICO(ガイコ)になったというのです。
GEICOと聞いても日本人にはピンと来ないかもしれませんが、アメリカではテレビをつけると面白いCMがバンバン流れる大手の自動車保険会社です。 一方、バスマスターオープンはタイトルスポンサーは例年通りバスプロショップですが、プレゼンティングスポンサーとして大手保険会社のAllstate(オールステート)が加わったというのです。
こうなってくると、FLWもどこかの保険会社とスポンサー契約するかもしれません。とにかく、儲かっている保険会社が参入するのは羨ましい話ですね。日本とは大違いです。
S字ブームの予感
お久しぶりです。最近はフェイスブックでみんなと繋がっていると、それだけでついつい満足してしまいがちです。いよいよ今年もあとわずか。今年もいろいろありましたが、振り返るのは、またの機会として、今日は別ネタです。
よく釣り業界の人と会うと、アメリカで何が流行っているの?と聞かれます。日本みたいに毎年、流行りが生まれたり消えたりせず、定番として残るのがアメリカではありますが、少なからず大きな流れみたいなものはあります。その流れを読むと、来年は間違いなくS字形ビッグベイトが流行るでしょう。
先月来日したアーロン・マーテンスやルーク・クラウセン、クリス・ザルデイン、スキート・リースが日本のショップでこぞって買い込んで帰ったのがジョイクロでした。他にも最近になってアメリカのプロからよくジョイクロやロマンメイドのネゴシエーターのことをよく聞かれます。 9月にボクも出場したクリアレイクの試合では、数人のプロがリバー・トゥ・シーのSウェイバーを投げていましたし、近くのショップではジョイクロのモロパクリがよく売れていました。
最近では、来季からエリートシリーズに参戦するジャスティン・ルーカスが自身のフェイスブックファンページでネゴシエーターでバスをキャッチした写真(写真上)をアップしたりしています。
ヨーロッパのブランド、サベージギアは、ICASTに出展し、いよいよ本格的にアメリカマーケット進出を図っていますが、先月発売されたグライド・スイマー(写真下)はSウェイバー同様の20ドルを切る価格設定で、ブームに拍車をかけそうな予感です。
今週末は亀山ダム
バサクラから帰ってきたばかりですが、今週末は再び関東です。亀山ダムで開催予定のF1ケロケログランプリに遊びに行きます。昨年は残念ながらキャッチできませんでしたが、フロッグジャンキーのプライドにかけて、何とか1匹キャッチして、この1年を締めくくりたいと思っています。
当日はバサクラに持って行ったカラーリング用の塗料や染料、交換用のスカートやウェイト、フックを持って行きますので、テッケルフロッグを持って来ていただければ、無償でフックやスカートの交換、外れたウェイトやブレードの補修をします。バサクラ会場で好評だったタトゥーラ・タイプRの試投もできます。
協賛品として出す予定のカラーミーが当たった人は、カラーリングも楽しんでいただけるようにします。フロッグ好きの皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。
http://ameblo.jp/f-1-kero2/
また来年
バサクラから帰ってきました。気持ちいいぐらいの快晴で、多くの方とバスフィッシングトークができて、本当に楽しい2日間でした。バスフィッシングのおかげで、多くの出会いにも恵まれ、素晴らしい人生を送らせていただいていることに、改めて感謝です。
また、テッケルフロッグの色塗り体験に来ていただいた皆様、ありがとうございました。ぜひ、来シーズン、オリカラのテッケルでバスを釣ってください。自分で塗ったフロッグで釣ったバスは格別ですよ。嬉しい釣果報告を楽しみにしています。イベントで撮った写真はテッケルのフェイスブックファンページやホームページで随時紹介していこうと思っています。
https://www.facebook.com/teckellure
http://teckellure.com/
ハーツマリンブースでお待ちしています
いよいよ今週末はバサクラです。当日はハーツマリンさんのブースにお邪魔して、テッケルフロッグの色塗り体験コーナーをやります。フロッグを買っていただければ、ボディーを染めるディッピングダイやダイマーカーの他、ソフビ塗料やラメなんかも用意していますので、オリジナルカラーのフロッグを作っていただけます。
また、今シーズンテッケルフロッグを使いこんで、ラバーがちぎれたり、水を吸って劣化したりしたものがあれば、持ってきていただければ、無料で交換します。特殊なゼブラ模様のスカートも用意していますので、こちらは有料となりますが、交換することもできます。
バスを釣りすぎてフックポイントがなまってしまったものがあれば、フックも無料で交換します。まれにウェイトが外れてしまったり、ブレードが飛んでいってしまったというケースもあるようですが、こちらも持って来ていただければ、修理します。みなさんの歯形がいっぱい入ったフロッグを見せていただくのを楽しみにしています。テッケルフロッグで釣ったバスの写真を見せていただいた方には、ブランクボディを一つプレゼントします。
その他、買ったばかりのタトゥーラ・タイプRのハイスピードにブラックレーベルのフロッグロッドをセットしたタックルを用意していますので、ご希望の方には首振りアクションの付け方のレクチャーもさせていただきます。会場は釣り禁止エリアとなっていますが、フックを折ったものを用意しております。それでも問題がある場合は、釣り禁止エリア外まで行きます。タトゥーラを試投してみたいという人も気軽に声をかけてください。