グランドレイクで開催されたPAAのトーナメントシリーズ第4戦が終了し、PAAの年間ポイントランキングの最終の集計結果が発表され、見事フカシンがAOYを獲得しました。
PAAシリーズは全4戦中、成績のよい3戦の合計ポイントで競う方式となっていて、第3戦が終了時点で暫定トップに立ったフカシンは、第4戦を欠場し、そのままトップを守っての受賞となりました。
フカシンは2004年のFLWツアーのAOY、2011年のFLWツアーオープンのAOYに続く3度目のビッグタイトルとなります。PAAは日本ではあまり馴染みのないですが、FLWツアーやB.A.S.S.エリートシリーズの数多くの有名プロが参戦する試合です。
今季のPAAの成績は初戦(ダグラスレイク)を優勝、第2戦(フォートラウドン、テリコレイクス)を8位、第3戦(テーブルロックレイク)を7位という圧倒的に強さでした。
年間のトップ15人は来年5月にレイクフォークで開催予定のTTBC(トヨタ・テキサス・バスクラシック)への出場権が与えられます。
1 Shinichi Fukae 559.86
2 Tommy Brown 533.74
3 Jim Dillard 527.38
4 Brandon Palaniuk 522.28
5 Brandon Coulter 511.42
6 James Watson 506.08
7 Brian Snowden 503.35
8 Matt Reed 497.40
9 Fred Roumbanis 457.35
10 Randy Haynes 454.70
11 Russell Lane 429.77
12 Kelly Power 429.37
13 Todd Auten 428.57
14 Mike Mcclelland 427.08
15 Matt Arey 424.68
http://fishpaa.com/rankings/
素晴らしいですね。先日FLWのトーナメント動画をチェックしていましたが、深江選手はボート上から近くの取材艇へ、英語で状況説明をしていました。ウェイインでの会話も、ずいぶん様になってきた気がします。
10年以上前から、米国ツアーに関心をもってきましたが、大森、宮崎、桐山の3選手以外は、「英語の壁」というものが想像以上に大きいんだな、と思っていました。
深江選手からは、技術や戦略だけでなく、英語力を克服している様子が、伝わってきます。
アメリカのトーナメントのウェイインシーンでいつも映るファンは、子供やオバサンや老人もいて、みんながみんな大会の展開を端末で追っているわけでもなさそうなので、舞台でちゃんと英語を喋れるかどうかということは、(特に米国の)ファンとスポンサーにとっては、ものすごく重要なんだろうな、と思います。
この調子で、来年はカップを目指して欲しいです。