日別アーカイブ: 2013年7月8日

琵琶湖にキャットフィッシュ その2


 ”琵琶湖の生態系に歪みを生じさせ、漁業や固有の生物相に取り返しのつかない悪影響を与える危険がある”らしいというキャットフィッシュですが、滋賀県は釣れた場合はリリースしないで処分するよう呼びかけていいます。あなたならどうしますか? バスやブルーギルは条例違反で、キャットフィッシュは”お願い”っていうのがどうも納得いきません。
 霞水系の場合、どんなに面倒な外道でも、ほとんどの人は普通にリリースしているんじゃないでしょうか? ヌルヌルでデカくて、しかもトゲまであるキャットフィッシュをどう処分すればいいんでしょうか? ネットインする、ましてやボートデッキの上に上げるのは、ほとんどの人はゴメンでしょう。そういうボクも仮に釣れたとしても、キープして持って帰るのは面倒ですし、ましてやわざわざ報告するのはさらに面倒です。せいぜいやれることといえば、とどめを刺して湖上でポイするのが関の山といったところです。
 外道で普通に釣れるようになってしまってからでは、釣れた分を殺しても、もう手遅れですが、そのまま優しくリリースするのもなんか気が引けます。しかも、むやみに殺生をしない心優しいバスアングラーが、琵琶湖のキャットフィッシュの蔓延に手を貸したみたいに、責任転嫁されるのは避けたいところです。
 今さら言っても遅いんですけど、誰が放流したんでしょうね。今頃、ほくそ笑んでいる悪党がいるんじゃないかと思うと、無性に腹が立ちます。
http://www.pref.shiga.lg.jp/hodo/e-shinbun/gf00/20130625.html