琵琶湖にキャットフィッシュ その2


 ”琵琶湖の生態系に歪みを生じさせ、漁業や固有の生物相に取り返しのつかない悪影響を与える危険がある”らしいというキャットフィッシュですが、滋賀県は釣れた場合はリリースしないで処分するよう呼びかけていいます。あなたならどうしますか? バスやブルーギルは条例違反で、キャットフィッシュは”お願い”っていうのがどうも納得いきません。
 霞水系の場合、どんなに面倒な外道でも、ほとんどの人は普通にリリースしているんじゃないでしょうか? ヌルヌルでデカくて、しかもトゲまであるキャットフィッシュをどう処分すればいいんでしょうか? ネットインする、ましてやボートデッキの上に上げるのは、ほとんどの人はゴメンでしょう。そういうボクも仮に釣れたとしても、キープして持って帰るのは面倒ですし、ましてやわざわざ報告するのはさらに面倒です。せいぜいやれることといえば、とどめを刺して湖上でポイするのが関の山といったところです。
 外道で普通に釣れるようになってしまってからでは、釣れた分を殺しても、もう手遅れですが、そのまま優しくリリースするのもなんか気が引けます。しかも、むやみに殺生をしない心優しいバスアングラーが、琵琶湖のキャットフィッシュの蔓延に手を貸したみたいに、責任転嫁されるのは避けたいところです。
 今さら言っても遅いんですけど、誰が放流したんでしょうね。今頃、ほくそ笑んでいる悪党がいるんじゃないかと思うと、無性に腹が立ちます。
http://www.pref.shiga.lg.jp/hodo/e-shinbun/gf00/20130625.html

琵琶湖にキャットフィッシュ その2」への6件のフィードバック

  1. 川越

    しかし食べるならしばらく泥抜きはしたいですね 現状で浮かべたまま飼えるのはGOさん号くらいかも? さばくのは琵琶湖じゃ健ちゃんが一番数こなしてるかと(笑)

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  2. GRANBASS

    川越さん、ぜひ食べてみてください。もし、釣れたら川越さんのボート探しますね。
     ボクはさばくのはゴメンです。アメリカ、特に内陸部は新鮮な海水魚が手に入りにくいから、キャットフィッシュも手頃な食材なんでしょうけど、日本でわざわざ食べる価値はないと思いますけど・・・。

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  3. 川越

    アメリカじゃキャットってごちそうではないんですか?琵琶湖のキャットなら食べてもいいですよ しかし本当にいるのかな?釣れるなんて話は全く聞いたことないです

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  4. 匿名

    このキャットフィッシュ、岐阜県のダム湖で「河ふぐ」の名称で養殖してるそうです。
    他の動物からすれば、人間が一番駆除したい動物でしょうね。

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  5. GRANBASS

    雨様 確かにそのうちキャットフィッシュもリリ禁になるでしょう。ただ、外来生物の防除は、人間の都合でやっているんでは後手後手に回るんです。手遅れになった頃に、条例で制定しても、何の意味もないですよね。彼らには都合がいいんでしょうけど・・・。

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  6. コメント、失礼します。
    ”バスやブルーギルは条例違反で、キャットフィッシュは”お願い”っていうのがどうも納得いきません。”
    今現在、条例に定めていない以上、強制力のないお願いにするしかないんです。
    おそらく、そのうち滋賀県は対象魚種にキャットフィッシュを入れると思いますよ。

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