琵琶湖にキャットフィッシュ その1


 6月26日にいっせいに「外来魚”チャネルキャットフィッシュ”琵琶湖などで14匹捕獲」というニュースがネット上に飛び交いました。11日間に一つの漁の仕掛けに13匹も掛かったというから、かなり繁殖している可能性があります。正直驚いたというか、困ったニュースです。ボクたちバサーにとっては招かざる厄介者の登場です。
 半面、このニュースにはいろいろ疑問に思うことがあります。そもそも、短期間でこれだけ複数匹がキャッチされたのなら、年間では相当量になるはずですが、なぜ今まで大きくニュースにならなかったのか? その割にはバスアングラーがキャッチしたという話を聞いたことがまったくありません。
 誰がこんな面倒な魚を放流したのか?という話がすぐに出ますが、うがった見方をすれば、これで一番おいしい思いをするのは誰かと考えたら、駆除対策で潤っている連中以外ありません。生態系に悪影響と騒ぎ立て、話を大きくすればするほど、繁殖が深刻化すればするほど、税金を好きなように無駄遣いできるわけです。だとすれば、知っていて知らんふりしていたんじゃないかと疑ってしまいます。
 だいたい報道は無責任というか一方的な情報を鵜呑みにして、適当にしか取材せず、肝心なことをまったく報じていません。たとえば、霞水系で大繁殖したのはなぜか? なぜ特定外来生物に指定されたキャットフィッシュの防除に予算を使わなかったのか? キャットフィッシュにはトゲがあって扱いに注意が必要など。
 外来魚の駆除なんて砂漠に水を撒くような終わりなき税金の無駄遣いで、不可能なことをさも可能であるかのように世論を操作し、正義感ぶってうまい汁を吸っている悪党にとっては、琵琶湖にキャットフィッシュは大歓迎なんでしょうか。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130626-00000071-san-l25

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