日別アーカイブ: 2013年2月4日

銃社会アメリカの実情


 銃乱射事件があったりして、日本でニュースや新聞を見る限り、銃規制の是非が話題になっているはず?のアメリカですが、実際にこちらに来るとそんな雰囲気は微塵も感じません。下手に規制して、バカ正直に銃を持たなくなったら、さらに自分の身を自分で守れないといった感じさえします。
 実は今回来ているフロリダのオキチョビーは、ボクがいろいろ回った中でも、けっこう治安が悪いところです。治安の悪いところって空気が違います。釣りでもなければ、絶対に来たいとは思わない場所です。モーテルに滞在している釣り人は、けっこうな頻度で枕元に銃を用意しているし、バスボートの中に銃を用意している人も数人見ました。
 特にここフロリダは”スタンド・オン・ユア・グラウンド・ロー”、いわゆる正当防衛法があるから、極端な話、丸腰の人間撃ち殺しても、死人に口なしで、正当防衛を主張すれば無罪放免になるところです。だから、、みんなやられる前にやるって感じなので、「襲われない」ための注意以外に「間違われない」ための注意も必要です。モーテルの隣人の部屋をノックするのも要注意です。
 今回、初めてレンタカーで1人で走っていてパトカーに捕まりました。夜中だし、周りは誰もいないし、捕まえる方も命がけです。パスポートと免許証をカバンから取り出すだけでも、下手な動きしたら撃たれかねません。幸い、おとがめ無しで許してもらえましたが、かなり緊張しました。