今回のオキチョビーのプラクティスでは、まったくスタイルの違う2人のプロと同船させてもらいました。
まず初日は久しぶりに登場のイッシュ・モンローです。昨年のオキチョビーで開催されたエリート戦ではトータルウェイト108.5ポンドで圧勝したばかりだけでに、イッシュとしても楽しみにしていた感じです。
イッシュが用意したのはほとんどパンチングタックルで、カバーの濃さに合わせて、1オンス、1.5オンス、2オンスを、さらにパンチスカート付きとパンチスカート無しを使い分け、ワームはDボムのブラックブルーのみというシンプルなものでした。
イッシュ曰わく、現状の3日間のみの公式プラクティスでは、得意な釣りでハマるエリアを探すのみで、バックアップパターンは考えないそうです。
一方、3日目に同船させてもらったのはブレット・ハイト。チャター系ルアーで、間違いなく世界で一番稼いでいるプロです。当然用意したタックルはチャター系に3タックル。カラーとまったく違うタイプのトレーラーを使い分けていました。
ブレット曰わく、オキチョビーは広すぎて、3日間では細かくチェックしていくには足りないので、広く探れるチャター系が、浅いフラットなこの湖では一番適しているということでした。
まったく違う2人の戦略ですが、共通して言えるのは、勝利の味を知る2人だけに、迷いがまったく感じられないということです。外せば終わりですが、ハマると手がつけられない、そんな破壊力に魅せられた2人からは、シンプルだけれども、意外に繊細な釣りが印象的でした。
勝利の味を知る男たち
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