銃社会アメリカの実情


 銃乱射事件があったりして、日本でニュースや新聞を見る限り、銃規制の是非が話題になっているはず?のアメリカですが、実際にこちらに来るとそんな雰囲気は微塵も感じません。下手に規制して、バカ正直に銃を持たなくなったら、さらに自分の身を自分で守れないといった感じさえします。
 実は今回来ているフロリダのオキチョビーは、ボクがいろいろ回った中でも、けっこう治安が悪いところです。治安の悪いところって空気が違います。釣りでもなければ、絶対に来たいとは思わない場所です。モーテルに滞在している釣り人は、けっこうな頻度で枕元に銃を用意しているし、バスボートの中に銃を用意している人も数人見ました。
 特にここフロリダは”スタンド・オン・ユア・グラウンド・ロー”、いわゆる正当防衛法があるから、極端な話、丸腰の人間撃ち殺しても、死人に口なしで、正当防衛を主張すれば無罪放免になるところです。だから、、みんなやられる前にやるって感じなので、「襲われない」ための注意以外に「間違われない」ための注意も必要です。モーテルの隣人の部屋をノックするのも要注意です。
 今回、初めてレンタカーで1人で走っていてパトカーに捕まりました。夜中だし、周りは誰もいないし、捕まえる方も命がけです。パスポートと免許証をカバンから取り出すだけでも、下手な動きしたら撃たれかねません。幸い、おとがめ無しで許してもらえましたが、かなり緊張しました。

銃社会アメリカの実情」への6件のフィードバック

  1. Nexus7

    > ナイフで刺されて、瀕死の状態で果たして英語で何が話せるかは
    と言われると思いました(今回真面目なので長文です)。ですが私はそれ以前に、道路沿いに開口部がある店は、故意にしろミスにしろ車が突入する事を前提に、早々に店内奥に入ります。だから車ではねられませんし刺されもしません。そしてカメラもウエストポーチも“Signal”は持ちません。もし前田さんが私のセキュリティーを知りたければメール下さい。日本だと警官に驚かれるレベルですが、このような衆人環視の場ではセキュリティーレベルが下がるのでお話しできません。
    だから絶対に“Murder!!”とは言いません。これを言ったら最後、誰も出てきてくれないので、“Fire!!”と言えば類焼を恐れてみんな出てくるので、目撃者だらけでは犯人も逃走するしかなく…と、前田さんには釈迦に説法ですが不文律があるでしょう? それらを知らずに異国の地を踏むのは、申し訳ないのですが危険すぎるのです。
    > 結婚式をサイパンでしましたから、なんか人ごとではないというか、本当に気の毒
    > に思うばかりです。とてもNexus7様のようには思えません。
    これには同意致します。しかし気の毒ではありますが、国内ですら「水と安全はタダ」ではないのです。当然これは「犠牲者に非がある」と言う意味合いではなく、不測の事態は最大限考慮しないと…と言う意味で、他意はありません。
    > 話はかわりますが、今アメリカでは銃が売れに売れまくっているそうです。銃規
    > 制があるかもという情報が、今の内に買っておけっていう買いだめ衝動を引き起こ
    > しているんだとか・・・。
    え、前田さんらしくもない…これはいつもの事ではございませんか? 「ビーフジャーキーならテングブランド」並みの日常の光景ですよ? 私は銃は大嫌いです。と言うより、セルフディフェンス以外は暴力も否定します。ただ暴力にも絶対に屈しませんが…これもまた当然の事ですね。

    返信
  2. GRANBASS

    Nexus7様 ナイフで刺されて、瀕死の状態で果たして英語で何が話せるかはボクでも分かりません。いきなり車で突っ込んでくる狂ったサイコ野郎を相手にHelpなんて言ったって、通用しませんよ。もちろん、防犯ブザーだって・・・。ボクも弟が結婚式をサイパンでしましたから、なんか人ごとではないというか、本当に気の毒に思うばかりです。とてもNexus7様のようには思えません。
     話はかわりますが、今アメリカでは銃が売れに売れまくっているそうです。銃規制があるかもという情報が、今の内に買っておけっていう買いだめ衝動を引き起こしているんだとか・・・。

    返信
  3. Nexus7

    このブログのUPからずいぶん時間が経ちますが、昨日のグアム観光邦人2名死亡事件で、英語が一言もしゃべれなかったばかりに、意思の疎通が出来ず救急車の要請及び到着に、10分を要してしまったため…と言う記事を読んで驚愕いたしました。
    個人的な感想ですが、私はどの国でも最低限の現地語はしゃべれるようにしてから行きます。別に「安くして下さい」などではなく、「助けて!」は現地語も含めてすぐさま主要5か国語を連続で発し、どれかがHITすれば生存確率も高まるので、個々の感覚の違いなのかと思いました。
    他の方は海外に行くのに「日本語以外にしゃべれない」でいいと思うのでしょうか? いえ、むろん亡くなられた方を冒涜するわけではなく、海外で「水と安全はタダ」と言う、いまの日本ですら通用しない感覚で行くのは、危険すぎると思っただけです。しゃべれなければせめて防犯ブザーぐらいは必携と思うのですが…今どき100均で売っておりますからね。

    返信
  4. 匿名

    COEが管轄しているlakeでの銃の携帯は禁止されているはずです。したがって、prefishの際にバスボートで銃が見つかった場合は、問題だと思うのですが、どうなのでしょうか。

    返信
  5. まーくん

    銃社会って怖いですよね。
    いかに日本が平和なのかわかりますね。
    銃乱射の事件はかなりショッキングなニュースでしたからね。
    確かになんかしらの規制なり動きはありそうな感じですけど、
    むこうの人からしたら、銃がなくなったらどうやって自分の身を守るんだって感じなんでしょうね。
    アメリカも難しい問題を抱えてますね。

    返信
  6. Nexus7

    銃社会アメリカの面白いところは、拳銃よりもヌンチャクや空手を恐れるところで、それは「音もせずに殺される=銃声がしないので誰にも気付かない内に殺される=消音器付きの銃と同等」とみなされ、拳銃よりも脅威とする国民性ですね。
    とは言え無防備も危険ですので、敵に察知できない程度に前田さんもクボタンやタクティカルペン等でセルフディフェンスなさられては? 私は海外に行く時はそうしてました。ただしクボタンは警官の護身具でもあるため、機内持ち込みできませんので、その際はタクティカルペンが有用です。
    また、デジカメでは返って狙われるので、TASCOあたりの小型双眼鏡でストラップを絡めて相手に奪えないようにして振り回せば、十分護身具として活用できます。
    要はセルフディフェンスで、あとは最期を覚悟した時は、ダメ元で銃器は相手が右利きの場合、左側に払えばリストが利かずに銃を落とせますから、そこで銃を奪おうとせずにジグザグ走行で小走りに逃げ、レフティーの場合は右側に払えば銃を無効化できます。
    って…何で釣りに自衛や護身の話が出てくるのか…しかし次回職質時はまず免許証を見せ、警官がそれを見た瞬間に、咄嗟にポケットや懐に手を突っ込んでみて下さい。良い事があるかも…♪  2620+Alt+X
    六文銭さえあれば、信じられないほどランカーがいて、トップでバホバホなシークレットエリアが待っているかもしれません!!(笑)
    〇X

    返信

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください