ダブルフルーク・リグの作り方


 ダブルフルーク・リグに関して今まで聞いたことがあっても興味がなかった人でも、You Tubeで映像を見たらやってみたいと思った人も多いみたいです。
 ダブルフルークは2個のベイトを使うことで、よりバスにスイッチを入れやすい効果がある以外に、シングルのフルークよりもロングキャストができるメリットもあります。2個のフルークは同じ重量でそれぞれが干渉せず、同一方向に飛んでいこうとすることで、余分な空気抵抗を受けずに、それぞれがラインを引っ張るので飛距離が伸びるというわけです。Aリグの場合は空気抵抗が大きくなるので飛距離は伸びませんが・・・。
 実際にやろうと思っても映像だけではよく分からないという人のために仕掛けの作り方を解説しているサイトを紹介します。
 要は2個のスイベルを使い、1個のスイベルは結ばず、メインラインを通して誘導式にして、もう一方のスイベルに結びます。ボクはメインライン側の結び目を保護する目的で小さなビーズを1個通しておきます。
 リーダーの長さですが、一般的な場合、メインラインのスイベル側のリーダーの方が長く、誘導式側のスイベル側のリーダーの方が短くセットします。トム・マンJr.は長い方で14インチ(約35cm)、短い方で12インチ(約30cm)と解説していましたが、KVDは長い方で16~18インチ(約40~46cm)、もう一方は6インチ(約15cm)短くセットすると解説していました。
 マーティー・ロビンソンは長い方が18~24インチ(約46~60cm)で短い方が10~12インチ(25~30cm)というセッティングだそうです。
2577813_2 一方、ドンキーリグと呼ぶマーク・メネンデスは誘導式のスイベル側のリーダーを長くセットすると解説しています。長い方が12インチ(約30cm)、短い方が8インチ(約20cm)と全体に短めのセッティングです。
 まあ、要するにリーダーはどっちが長くても良さそうです。リーダーの長さもまちまちです。リーダーは長くなればなるほど垂らしが長くなってキャストがしにくいですが、リーダーが短くなるとリーダーの強度が落ちるのでラインブレイクされる危険度が上がります。いろいろ試して、自分の中で扱いやすい長さを探すのがいいでしょう。
 スイベルのサイズは自由ですが、大きめのスイベルを使う方が若干深く沈めて誘うことができます。三つ叉スイベルを使わず、1個のスイベルを誘導にして使う理由は、ダブルヒットした際に、魚同士がラインを引っ張り合ってラインを切られないための工夫です。
 ボクも一度だけダブルヒットしたことがありますが、正確には先に1匹がヒットして、やりとりをしている途中で、もう1匹がヒットしました。
http://www.bassmaster.com/tips/donkey-rig
http://www.bassmaster.com/tips/robinson-double-fluke-rig
http://www.rattletrapramblings.com/tag/double-fluke-rig/
http://www.bamabass.com/articles/rig_detail.php?id=5
http://www.bassedge.com/media/show/Jonathon+VanDam+-+Double+Fluke+Rig

ダブルフルーク・リグの作り方」への4件のフィードバック

  1. おがっちぃ

    あ、すいません(汗)しっかり文を見ていませんでした。
    「フルーク」ですね。
    なるほど。シモリとか発泡などの軽い素材の方が
    宜しいという事ですね。
    一度購入して試してみます。

    返信
  2. GRANBASS

    おがっちぃ様 はじめまして。今後も気楽にコメントください。
     ちなみにダブルフルークリグはフロートリグではありませんよ。ビーズは誘導のスイベルが結び目に当たるのを防ぐのが目的ですが、できればかみつぶしよりも沈みが遅いものの方がいいと思います。小さなシモリ玉でもいいです。

    返信
  3. おがっちぃ

    初めまして。少し前から拝見させて頂いています
    おがっちぃと申します。
    このフロートリグ、面白そうですね。
    私は、琵琶湖で遊動式のヘビーキャロライナリグを
    しているのですが、応用が利きそうなセッティング
    ですね。ビーズを咬ませるということですが、これは
    カミツブシ錘でも代用は可能でしょうか?
    もし、宜しければ、御教示頂ければ幸いです。

    返信

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