エリートプロのKピンクこと、ケヴィン・ショートがデザインしたというこのジグは、非常に興味深い要素が詰まったフリッピング用ジグです。
サナギマンのようなヘッドデザインは水流抵抗によるバイブレーションやフラッシング効果があるそうです。ボトムをズル引いても、抵抗感があって感度が高そうですが、トロロのエリアでは使いもんにならん気もします。
一番興味深いのは片面が凸凹の表面処理がされたシリコンラバーです。ハイパーフレアスカートと呼ぶそうです。水カミが良さそうで、気泡をつかんでラバー1本1本の浮力も増しそうです。また、光の屈折率の関係で、水中でのフラッシング効果も期待できそうです。最近はモップジグ系のネタが多かったですが、シリコンラバーのカラーバリエーションもまた魅力です。
もう一つ、このジグの面白いところは、Jロックシステムというトレーラーキーパーシステムが付いている点です。トレーラーをフックに装着後、ワイヤーキーパーの先端部分をワームに突き刺して、フックのシャンク部分に引っかけて固定する仕組みです。これなら、トレーラーはそう簡単にズレたりしません。
ヘッドサイズは3/8、1/2、5/8オンスの3サイズがあって、4.35ドルとアメリカのジグの値段としては、かなり高めの設定となっています。
凹凸の付いたシリコンラバーって僕も気になります。
日本でもスモラバに採用してる(する予定?)のブランドもありますね。
http://kemkem.osaka-nile.com/?day=20100227
こういう事を思いついて製品化するアメリカ人の素早さいつも驚かされます。
一昔のアメリカのジグって、どうも使う気がしなかったものですが、最近のものは日本のジグよりも凝っているものもありますね。
個人的にはこのシリコンラバーに興味があります。
手が込んでいて面白いジグですね!
ワタシも髪の毛用のワッフルアイロンで
シリコンスカートに凸凹を付けてみた事があります。
熱の加減がムズかしいですが。
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