ラバースカートの歴史 


Imgp2244  最近、極太ラバーのネタが続きますが、特別な意図があるわけではありません。個人的に興味があるだけなんです。バスという魚は見慣れたアクションにはスレてしまっても、見慣れない動きにはいとも簡単に反応したりするものです。ボクのような下手くそは人と同じことやったり、流行を追いかけていたんでは、絶対に釣り負けるので、人と違うことをしたり、人が持っていないものを使うことで努力しています。
 この極太ラバーもしかり。かつてラバージグといえば、リビングラバー社の断面が四角いレギュラーラバー(フラットラバーと呼ばれる)が主流でした。その後、リビングラバーのファイン(フラット)ラバーが大流行し、みんなラバーをタイイングしてソークしたものです。
 その後、リビングラバーのフラットラバーは廃盤となり、断面が丸いラウンドラバーの販売を開始しました。アメリカでは今やフラットラバーを巻いたジグはほぼ皆無で、ラウンドラバーが巻かれたジグが市場で受け入れられましたが、日本ではこのラウンドラバーは、なかなか受け入れられず、今ではリビングラバー社以外のルートでフラットラバーのジグが流通しています。もちろんアメリカでも今や入手困難となったフラットラバーにこだわる根強いファンがいます。おかげで、アメリカに行く際にファイン(フラット)ラバーをお土産で持って行くと、非常に喜ばれることがあります。
 ちょうどその頃、カラーが豊富なシリコンラバーが日本で台頭してきました。スモラバやスイミングジグといった流行がシリコンラバー人気に拍車をかけました。今やジグの主流はシリコンラバーといえるでしょう。ただ、浮力の高いリビングラバー系のアクションも捨てがたいです。シリコンラバーとリビングラバーをコンボしたりするのもアメリカでは人気です。
 そのタイミングで登場したのがモップジグ(写真)です。オリジナルのモップジグは四角い断面の極太ラバーが使われていましたが、今のモップジグはラウンドタイプが使われています。ラバー一本一本が生きているがごとく、水を押して大きく動くわけですから、見たことがない(感じたことがない)ジグを見て、ビッグバスも思わず飛びつくというわけです。妄想ですが・・・。

ラバースカートの歴史 」への6件のフィードバック

  1. GRANBASS

    トミタ様 コメントありがとうございます。いろいろ工夫するのもバスフィッシングの楽しみの一つです。トミタさんもぜひ、いろいろ工夫してみてください。
    あゆっこ様 ちょっと微妙なんですよねえ。素直に喜べないというか・・・。また、機会があれば、この件に関して書いてみたいと思います。

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  2. あゆっこ

    こんにちは。私も拝見させて頂きますた。天下のジョン・マーレーのお墨付きですね。近い将来、FLWのチャンピオンシップやバスマスタークラシックでウイニングルアーになって、名前を世界に轟かせるかもですね。

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  3. トミタ

    いつもブログ拝見していてそのアイデアの多さに驚き、手に入らなくても作れるものは自分で作ってしまうあたりすごいなぁ~といつも思います。

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  4. GRANBASS

     そうなんです。ボクもビックリしました。アメリカからも「もう見たか?」といった内容のメールがいっぱい届きました。
     まあ、別にボクが考えたオリジナルのリグだとは一度も言ったことないんですが、みんなが勝手にDEK RIGと呼ぶんですよ。なんか複雑です。

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  5. アーリー

    はじめまして。
    いつも楽しく拝見させていただいてます。
    ところでB.A.S.S.のHPを見ましたら、
    Hideki Rigというのが紹介されていました。
    あれは前田さんのことですか?

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  6. Tex

    このネタとは違いますが、BASSMASTERに HIDEKI RIG ('Dek rig )が載っていますね。

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