ブレント・アーラー、33歳 その3


Brent3  FLWツアー・ルーキーイヤーの2005年、ブレントは年間総合で73位という成績でフィニッシュしました。ウェスタンとは違う釣り場に慣れず6試合中、3試合で3桁の順位でフィニッシュしたほどです。ところが、翌年の2006年、ブレントはついに覚醒を始めます。FLWツアー年間40位で、チャンピオンシップ初出場を決め、なんとチャンピオンシップ(ローガンマーチン・レイク)で優勝(賞金50万ドル)してしまったのです(写真)。当時まだ29歳、まさにサクセスストーリーです。
 2007年からはブレントはFLWツアーと新しく始まったFLWウェスタンシリーズの両サーキットを回ることになります。2007年以降のブレントはそれまでのブレントとは何かが違うというか、久しぶりに会って、オーラというか貫禄を感じました。もちろん、今でも気さくに話しかけてくれるナイスガイなんですが・・・。
 2004年以来離れていた古巣のウェスタンですが、2007年は4戦中2試合でシングル入賞を果たし、年間総合2位となりました。2008年も4戦中2試合でシングル入賞&年間総合6位、昨年の2009年は初戦を優勝(この試合でボクもコアングラーで優勝)、デルタ戦でも6位となって年間総合2位、今年の初戦でも優勝したばかりです。
 FLWツアーもチャンピオンシップ優勝以降、安定感が増し、2007年は年間総合9位、2008年はツアー戦レギュラーシーズンで初のトップ10カットも果たして年間総合2位、昨年の2009年も2試合でシングル入賞&年間総合3位、そして今シーズンの事実上の開幕戦を優勝でスタートしました。
 まだ、FLWツアー、FLWウェスタンシリーズでの年間チャンピオンというタイトルは獲っていませんが、今季、両サーキットでダブルAOYの偉業も夢ではない好スタートを切ったブレントから目が離せません。実は長年ウェスタンで試合に出ていますが、なぜかブレントと試合でペアになったことは一度もなく、一度、今のブレントの本気の釣りを見てみたいと思っています。

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