テキサスのプチブーム? その2


Sidewinder_worm_pic_copy_2  アメリカのバスフィッシングといっても、アメリカは広大で東西南北、気候や地形、地質&水質も違えば、ベジテーションもベイトの種類も違います。バスの種類も違えば、アベレージサイズも違います。日本でも琵琶湖と霞ヶ浦で釣りのスタイルが違うのですから、当然各州で流行や傾向があるものです。
 最近、テキサスのメーカーばかりがこぞってリリースする興味深いワームがあります。スイートビーバーやセンコーのような全米に波及するような勢いは今のところは感じられませんが、テキサス州では流行っているんでしょうか? 
 そのワームはリングワームボディにセンコーのような太めのストレートワームで、ここではリングスティック系と呼ぶことにします。
1179094_2  テキサス州はかつてフレンチフライのキャロライナリグが一世を風靡したことがあるように、キャロライナリグは定番で、レイクフォークタックルからはリングフライというリングワームとフレンチフライのハイブリッドワームが以前からありました。その後、そのリングフライが進化したのが同社の5インチサイズのジグザグ(写真中)、で微妙にテーパーが掛かっているのが特徴でした。おそらく、このジグザグがリングスティック系の元祖だと思います。
1700210  その後、グランデバスから4.5インチのラトルスネイクが発売され、最近では6.5インチのダイヤモンドバック(写真下)が発売されました。また、スタンレーからはYou Tube動画を貼り付けたサイドワインダー(写真上)が発売されました。このサイドワインダーはテール部にラトルを挿入できるエアーチャンバーがあり、ラトルを挿入しなければ、テールの浮力で底で垂直立ちするのがセールスポイントになっています。
 また、ハグズ・トルネードはサイドワインダーそっくりですが、4インチ、5インチ、8インチの3サイズがあります。
 これだけ次々と発売されると、何かあるんじゃないかと気になってしまうのが釣り人の性です。確かにアクション動画を見ていると、釣れそうないい動きをしています。クセのない形なので、テキサスリグからキャローライナリグ、ヘビダン、ネコリグと、何でもイケそうですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください