日別アーカイブ: 2009年12月9日

喉の奥からFIZZING その2


 このブログで紹介してから、すごく反響があったベンズメンダー(Bends Mender)ですが、最近では個人輸入して販売している方もおられるようです。まあ、バスをケアする気持ちが生まれるのはすごくいいことですが、もっと大事なことはむやみにキープして半殺しにしないことです。よほどのディープで釣らない限りは、キャッチ後すぐにリリースすれば、エアー抜きをしなくても元気に元いた場所に帰っていくでしょう。
 最近、あるマリーナのトーナメントの模様をアップしているブログを見ましたが、ウェイインバッグも持たず、ランディングネットにバスを放り込んで検量に向かう醜い写真を見て悲しくなりました。これが日本の現状なんですね。
 話が逸れてしまいましたが、今週また釣りに出かけ、ベンズメンダーを試してきました。エアー抜きが不慣れなボクでも簡単にでき、かなり確信できるレベルまで分かってきたので、報告したいと思います。針を刺す位置は写真のグリーンの位置、喉の奥の真上、左右にピンクの部分(Crusherと呼ぶみたい)があるところのちょうど真ん中です。若干上下にずらして刺しても成功したので、だいたい左右のピンクの間なら大丈夫だと思いますが、喉に近いぐらいの方が無難でしょう。
 針はまっすぐ、つまり測線に平行に刺します。勢いよく刺すのではなく、優しくゆっくり刺しましょう。刺す深さですが、バスのサイズにもよりますが、それほど深くありません。1.5~2cmぐらいでしょうか? 耳をすましていると、プシューと浮き袋に貫通する音が聞こえるので、それ以上刺す必要はありません。刺しすぎると出血するみたいです。そのままでも空気が抜けていく音がしますから、わざわざ水中に浸けて、ブクブクとさせる必要はなさそうです。この方法は空気が抜けやすいのか、やりすぎるとバスが水中でバランスをとって泳げなくなってしまうようです。空気の抜きすぎには注意してください。アーロン・マーテンスも針を刺して、2、3秒ぐらいで抜いていました。

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