日別アーカイブ: 2009年5月28日

フローティングテール


Watermlnred

 日本では琵琶湖のガイドさんがデザインするルアーが人気というか、次々と登場して一つの流れになっていますが、アメリカではトーナメントプロのシグネーチャーモデルが次々と登場し、一つの流れになっています。

 ビッグバイトベイツがエリートプロのジェフ・クリートのシグネーチャーモデルの第3弾をリリースしました。スクアレルテールワームというストレートワームで、昨今のシェイキーヘッドブームを意識したワームのようです。
 一見すると、それほど特徴はありませんが、テール部分のふくらみ部分だけがフローティング素材でできていて、テールを持ち上げようとするのがセールスポイントとなっています。テールが持ち上がりやすいように、フトコロ部分より後方部分を細身にしているあたりは工夫が見られます。そうやって見ると、ネコリグで使ってみたい気がしてきました。特にチャートテールは個人的な好みですが、スモールマウスに使ってみたいです。
 4.5インチと6インチの2サイズで、それぞれ10本入りで4.5インチが3.79ドル、6インチが3.99ドルだそうです。

フロッグゲームの命


 フロッグゲームに関して、一番大事なことを書くのを忘れていました。それはラインです。フロッグゲームにはPEライン、アメリカンな言い方をすれば、ブレイドラインが絶対に必要です。PEラインなしにこの釣りは成立しません。高価なラインですから、釣りの度に巻き替えたりするわけにもいきませんから、必然的にフロッグゲームにはフロッグロッドと専用リールが必要になってきます。もちろん、PEラインでフリッピンをする人はリールの併用は可能ですが・・・。
 どこかの誰かが、「フロロの20ポンドラインでフロッグゲームは可能」なんて書いているのを見たことがありますが、ハッキリ言ってメチャクチャです。例えが適当かどうか分かりませんが、ボクにとっては「スローテーパーのグラスのクランキングロッドでフリッピングができる」と言ってるぐらい赤っ恥な素人の発言です。フロロではフロッグのポテンシャルを半分も引き出すことができません。
 ボクがメインに使っているラインは65ポンドで、どんなに細くても50ポンドまでです。正直、65ポンドよりも細くしてもメリットよりもデメリットを多く感じます。アメリカ人もほとんどが65ポンドを使っているように思います。
 65ポンドと聞くと、使ったことがない人にとってはすごくオーバーパワーな感じがするかもしれませんが、使っている側は強度をあまり気にしていません。もちろん、今までアワセ切れも含め、切られたことは一度もありませんが・・・。なぜ、65ポンドなのかというと、この太さが一番扱いやすいからです。飛距離も問題なく、スキッピングがしやすく(バックラッシュしても直しやすく)、フッキング後もスプールにラインがかみにくく、枝などの細いカバーも乗り越えやすく、トップガイドへの絡みが少なく、絡んでも直しやすい、等々。使えば使うほど65ポンドがフロッグゲームに合っているのが実感できます。ただし、強風で特に横風でラインが引っ張られるときだけは、少しでも風の抵抗が受けにくい50ポンドを使います。