フロッグゲームの命


 フロッグゲームに関して、一番大事なことを書くのを忘れていました。それはラインです。フロッグゲームにはPEライン、アメリカンな言い方をすれば、ブレイドラインが絶対に必要です。PEラインなしにこの釣りは成立しません。高価なラインですから、釣りの度に巻き替えたりするわけにもいきませんから、必然的にフロッグゲームにはフロッグロッドと専用リールが必要になってきます。もちろん、PEラインでフリッピンをする人はリールの併用は可能ですが・・・。
 どこかの誰かが、「フロロの20ポンドラインでフロッグゲームは可能」なんて書いているのを見たことがありますが、ハッキリ言ってメチャクチャです。例えが適当かどうか分かりませんが、ボクにとっては「スローテーパーのグラスのクランキングロッドでフリッピングができる」と言ってるぐらい赤っ恥な素人の発言です。フロロではフロッグのポテンシャルを半分も引き出すことができません。
 ボクがメインに使っているラインは65ポンドで、どんなに細くても50ポンドまでです。正直、65ポンドよりも細くしてもメリットよりもデメリットを多く感じます。アメリカ人もほとんどが65ポンドを使っているように思います。
 65ポンドと聞くと、使ったことがない人にとってはすごくオーバーパワーな感じがするかもしれませんが、使っている側は強度をあまり気にしていません。もちろん、今までアワセ切れも含め、切られたことは一度もありませんが・・・。なぜ、65ポンドなのかというと、この太さが一番扱いやすいからです。飛距離も問題なく、スキッピングがしやすく(バックラッシュしても直しやすく)、フッキング後もスプールにラインがかみにくく、枝などの細いカバーも乗り越えやすく、トップガイドへの絡みが少なく、絡んでも直しやすい、等々。使えば使うほど65ポンドがフロッグゲームに合っているのが実感できます。ただし、強風で特に横風でラインが引っ張られるときだけは、少しでも風の抵抗が受けにくい50ポンドを使います。

フロッグゲームの命」への5件のフィードバック

  1. ★みっちゃん★

    ライターでこぶを作るのは、FGノットでハーフヒッチ後に炙るので、ユニノットでも同じ事をやれば良いのか知りたかったのです。
    普通に結んで抜けないのなら安心しました。
    ありがとうございましたm(__)m

    返信
  2. GRANBASS

     ボクはPEにはユニノットかダブルユニノットです。これで抜けたことがありません。ライターでこぶを作る必要もないと思います。結び方の性質上、抜けないと思うのですが・・・。

    返信
  3. ★みっちゃん★

    いつも楽しく拝見していますm(__)m
    PEラインを使用して、フロッグを結ぶのに何が適していますか?
    ユニノットで、余ってカットしたラインをライターで炙ってコブを作っても抜けませんかね?
    何か効率が良い結び方を教えていただけると助かります!!!

    返信
  4. GRANBASS

     たぶん5号ぐらいだと思います。ボクはアメリカのラインなので号数表示がないもので・・・。色付きラインなら先端部分約1mぐらいを油性マジックで黒に塗って使うといいでしょう。
     でも、フロッグゲームは昼間の遊びですよ。今度、指南しましょうか? 世界が変わりますよ。

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