日別アーカイブ: 2009年5月14日

愛すべきバスの正しくて優しい扱い方


Holding_bass_revised

 バスの資源保護に最も積極的な取り組みをしているテキサス・パークス&ワイルドライフのウェブサイト内に興味深い記事があったので紹介します。

 テキサス・パークス&ワイルドライフといえば、シェアランカープログラムが有名ですが、このポスター写真はビッグバスをケアするために、ビッグバスの正しい持ち方についての普及・啓発を目的としたものです。つまり、バスは片手だけで下アゴをつかんで持ち上げると、アゴが外れて、リリースしてもエサを捕らえられなくなるので、濡れた手で両手で支えて持ちましょうという内容です。特にビッグバスほどアゴで重い体重を支えることができないので、注意が必要です。持ちきれずに何度も地面に落として叩きつけてまで、片手に複数匹のバスを持とうとする残忍な行為は論外です。
 確かにアメリカといえども、両手で持つ行為が浸透しているわけではなく、トーナメントでは片手で持つ人がほとんどです。ボク自身も気を遣っているつもりでも、過去には片手でバスを持って撮った写真は数多くあります。だからこそ、テキサス・パークス&ワイルドライフはこんなポスターを用意しているんでしょう。
 また、ウェブサイト内にはシェアランカープログラムに登録できる13ポンド以上のビッグバスが釣れたときの、正しいバスの扱い方についての記述もあります。これは将来有望な子孫を残してくれる貴重なビッグバスをできるだけダメージなく、引き取るための注意事項です。全部を和訳すると長文になるので、その中の特に大事な要点を紹介します。これはシェアランカーに限った話ではありません。専門家によれば、バスをキープするならこれぐらい注意してほしいという意味であり、当然キープせずに、すぐリリースするのがベストなのは言うまでもありません。
●掛けたバスはできるだけ素早く取り込む。むやみに時間を掛けて弱らせると、生存率が悪くなる。
●ランディングネットの使用は控える。ネットを使用するなら、バスをすくう前に必ずネットを濡らしておく。
●フックを外す際には、乱暴に扱ったり、落としたりしないように注意する。可能ならバスはライブウェル等の水に浸けて、全体重が下アゴに掛からないようにしてフックを外す。以降、バスを持つときは濡れた両手で支え、下アゴをひねるような持ち方はしない!
●ライブウェルに入れて、できるだけ早くマリーナに帰る。ライブウェル内で長時間キープしない!
●バスは30秒以上、水中から出さないのが理想。ウェイトを量ったり、写真を撮るときは先に準備をしてからバスを水中から取り出し、2-3分以内に完了する。空気中ではバスは目が乾燥したり、バクテリアや細菌によるダメージを受ける。特に高温時や強風下では注意が必要。
●ライブウェル内の水温は華氏55~75度(12.8~23.9℃)で、1時間当たり2.3~3.3℃水温が変化しないように注意する。