今回限定でテスト販売させていただいた”お蔵入り”クランクですが、旧モデルのウィグルワートを研究し、ウィグルワートを超えるクランクを作りたいという想いから、何年も前に開発に着手したクランクです。すでにサンプリングで最初に送ったウィグルワート愛好者の方々からも、いい評価をいただいています。
そもそも、ウィグルワートは”コールドウォーター”クランクとか、”アーリースプリング”クランクと呼ばれるように、水温が華氏で45度から55度、つまり摂氏で約7度から13度ぐらいで有効と言われています。もちろん、その水温でしか釣れないというわけではありませんが、この水温こそ、つまりまさに今こそ、威力を発揮するというわけです。
昨年の極寒のバスマスタークラシックで、最終日ウィグルワートのファントムグリーンを使い、猛ラッシュで2位でフィニッシュしたブランドン・パラニュークも記憶に新しいです。彼もロック周りをスローリトリーブをしていたのが印象深いです。
今回”お蔵入り”クランクを買っていただいた方にも、その辺りをよく理解して、テストしていただけると嬉しいです。アメリカでは、わざわざシンカーを貼って、スローフローティングやサスペンドチューンして使う人もいるぐらいで、本来カバークランキングで使うものではありません。大きなリップが付いていますが、ロールでかわしたりしませんから、決してスナッグレス性能が高いとは言えません。
このクランクベイトに関しては、改めていろいろ書きたいことがありますが、まずはウィグルワートの本場とも言えるテーブルロックレイクでの非常にためになる動画を見つけたので紹介します。
コールドウォータークランキングとは
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