日別アーカイブ: 2013年8月29日

タングステンシンカーのチューブ止め


 タングステンシンカーのチューブがペグ止めのせいで抜けたり、または元からチューブの入っていないタングステンシンカーってありますよね。今は亡きトゥルータングステンのシンカーは安くてカラーバリエーションが豊富だったんで、買ったりもしましたが、何度かラインブレイクしてバスにかわいそうなことをしてしまい、今ではノーマルでは絶対に使いません。
 よくシンカーの穴を面取りしているから大丈夫なんていう商品がありますが、悔しい思いをしたくなければ使わないほうが無難です。というのも、ボクのイメージですが、ラインが切れる理由は穴のエッジがシャープだからという理由ではなく、ラインよりはるかに硬度の高いタングステンがフッキング時の高速なシンカーの移動による摩擦か何かでラインが切れているように思うからです。何度か経験していますが、あっけなくロッドも曲がる前から切れてしまいます。つまり、いくら面取りをしても表面が硬い限り、切れてしまうと思うのです。とにかく、ボクは絶対に使いません。
 そこで簡単にチューブをインサートする方法ですが、ホームセンターで売っている熱収縮チューブの出番です。「またかい!」とつっこみを入れられるぐらい、何かと便利なグッズです。
 熱収縮チューブは熱を加えてもいいですが、普通にゆっくりと引っ張ると、伸びて線径が縮みます。シンカーの穴に通るぐらいに引っ張って、チューブを通し、後はしっかりとまるまでさらにチューブを引っ張ります。シンカーの後端側をカットし、さらにゆっくりとチューブを先端方向に引き込み、最後に先端部をカットして完成です。接着剤は不要です。このときチューブの両端がわずかでもシンカーの穴より飛び出すようにセットするのが重要です。チューブがシンカーの穴より内側に入ってしまうとせっかくのライン保護の意味がありません。

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遅すぎる決断


Image FLWは来季のツアースケジュールを先日発表しましたが、8月28日来季のルールの変更点やペイアウトの変更等を発表しました。中でも「やっとか!」というのがAリグ(アラバマリグ、アンブレラリグ)の使用禁止です。
 アラバマリグ旋風後、B.A.S.S.エリートシリーズはすぐにその使用を禁止としましたが、FLWツアーは2シーズン使用を認めてしまいました。その間、署名運動を始め、いろいろな反対意見がありましたが、なかなか英断はされず、2シーズンの間、FLWツアーはAリグが不可欠な戦略となり、2シーズン連続でAOYを獲得したデビッド・ダッドリーとアンディー・モーガンもアラバマリグを多用していました。
 さらに初年度に比べ、Aリグは過激に進化し、ますます本来あるべきバスフィッシングの姿から遠ざかってしまう印象を受けました。チカムーガ戦で優勝したケイシー・マーティンは13個のスイムベイトが付いたリグでした。選手にしてみれば、ルール上OKなら賞金のためにも使わないわけにはいきません。当初、Aリグに反対の立場だったランドール・サープもその魔力には勝てず、禁断のリグに手を染めてしまいました。
 そんな最近の傾向に歯止めが掛かれば、FLWツアーもまた面白くなると思います。ルール変更はFLWツアーでのみの使用禁止で、エバースタート等の他のサーキットでは使用可能ということです。
http://www.flwoutdoors.com/fishing-articles/155233/flw-highlights-2014-flw-tour-rule-changes-payout-modifications/#.Uh6ZjoyCjIU