日別アーカイブ: 2013年6月30日

ダイワの本気?のベイトリール


 いよいよICASTまで10日となりました。ネット上でいろいろ新製品のニュースが飛び込んできていますが、注目の一つにダイワのアメリカマーケット用に開発したベイトキャスティングリールのTatula(タトゥラ)があります。
 ダイワにしては珍しく、その本気度が伝わってくるプロモーションで、Youtubeを使って、エピソード1からエピソード10まで毎週、プロモーション動画を更新しています。現在はエピソード8まで公開中で、うまくICASTに合わせています。
 詳細はICASTまでお楽しみですが、最近のベイトフィネス傾向のリールには、まったく興味がありませんが、シマノ派のボクでも、ついつい気になってしまいます。Youtube動画は下記アメリカダイワのトップページに現在リンクが貼られています。
http://www.daiwa.com/

フロッグ用のロッド選び その1


 よくフロッグ用のロッド選びについて聞かれます。正直なところ、フロッグを長年キャストし続けているボク自身でも、未だに悩んでいるので、これが一番と答えることができません。一つ確実に言えることは、フロッグ用といっても、真剣にやり込むなら1本ではすべてをカバーできないということです。
 フロッグ用のロッド選びは、必ず専用のものを使わないといけないわけではありませんが、ワームやジグ用のいわゆる高弾性の先調子の軽いロッドを使うと、かなりの頻度でロッドを折ってしまいます。トルクのあるロッドがフロッグには向いていますが、重すぎるロッドは1日中キャスト&トゥイッチを繰り返す釣りでは、疲れてしまいます。
 フロッグゲームといっても、遠投して広範囲にグラスを攻めるスタイル、ヒシモの上で誘って強引に引き出すスタイル、サイドキャストやピッチング、スキッピングでカバーのピンで誘い出すスタイル(リーズメインのソフトカバーorブッシュやオーバーハングのウッドカバー)などさまざまです。
 遠投して広範囲に誘うにはロングロッドが有利になりますが、ショートディスタンスの釣りでは長すぎると不利です。ボートからの釣りでも、デッキが高い場合と低い場合でもロッドアクションのしやすさが違います。また、身長が高い人なら7ftのロッドでもロッドティップが水面をたたかずトゥイッチできますが、身長が低い人なら6ft8inぐらいが扱いやすいでしょう。
 アメリカのフロッグ用のロッドは、ほとんどが7フィートオーバーのロングロッドが多いですが、正直、扱いにくいロッドが多いです。アメリカではホニートードやトリキシーシャーク、リビットなどのバジングフロッグ系のワームも含めてフロッグゲームとひとくくりにされる点も考慮に入れておくべきです。

 ロッドのパワーも同じフロッグ用とうたわれているものでもさまざまです。かなり軟らかくサイドキャストで低い弾道でビシバシ決まるものから、ピッチングでないとキャストが決まらないぐらい硬いものまであります。ヒシモの上で誘う場合、特にオカッパリの場合は、掛けた魚は確実に取り込んでリリースするためにもかなり頑丈なロッドが必要となってきます。一方、ボートフィッシングの場合も、掛けてしまえば、最悪ボートでバスを獲りに行けるので、それほど頑丈でなければならないわけでもありません。