日別アーカイブ: 2013年6月29日

テッケルの水抜き肛門


P1090601_640x479 テッケルフロッグのボディーには、ちょうどお尻の位置に肛門のような穴があります。この穴は貫通していませんが、自身で開けて水抜き穴にすることができます。
 ホンカーは両足の部分から水が抜けますが、ワッカーは両足にスカートが詰まっていて水が抜けません。ボディ内に入った水を手でシュポシュポと押し出したりするのが面倒な人は、水抜き穴を開けると、キャスト時の遠心力で外に飛ばすことが可能となります。仮にボディー満タンに水が入ったとしても、2、3回鋭く素振りをすると、ほとんどの水は抜けていきます。
P1090604_640x478 ライギョ用のフロッグはシーリング等のチューニングが常識になっていますが、テッケルフロッグはチューニングは基本、一切不要です。15年間、このフロッグを使い続けて、不自由したことはありません。パッケージから開けたらすぐ使えるのがバス用フロッグの常識です。
 ボディー内に水が浸入するのを心配する人がいますが、これを防ぐには押さえても凹まない完全なシーリングをするしかありません。ボディが凹まなければフッキングもしません。水が入りにくいということは、入った水が抜けにくいという意味でもあります。
P1090605_640x479 そもそもフロッグのノーズ部分から空気が抜けなければ、フロッグを水に浮かべただけでは、ボディ内に水が入ってくることはありません。フロッグのボディに水が入る仕組みは、ボディがソフトで凹むからです。凹んだボディーは、戻ろうする際にスポイト効果で水を吸い上げてしまいます。スキッピングや着水時、首振りでボディーが水に押される際、水が入るのは避けて通れないわけです。当然、ボディは硬いほど水が入りにくいことを意味します。
 当然ですが、フック側のホールをシーリングして、お尻の水抜き穴だけを開けても、水はうまく抜けてくれません。水が抜けようとすると、ボディが凹んで水を引っ張ってしまうからです。1回のリトリーブで入った水が次のキャストで抜けてしまうのがボクの考える理想です。
 水抜き穴の開け方ですが、ワイヤの先を火をあぶって開けるだけです。ワイヤは先端が尖ったテーパー状の針のようなものよりも、先端がまっすぐな断面のものの方がキレイに開けることができます。日常で手に入るものとしては、クリップの先端が使いやすいです。

FLWツアー最終戦(レイク・チカムーガ)2日目結果


1   CASEY MARTIN       22-15 (5)  27-00 (5)  49-15 (10)
2   LARRY NIXON        19-14 (5)  22-08 (5)  42-06 (10)
3   MICHAEL NEAL       17-06 (5)  22-14 (5)  40-04 (10)
4   LUKE CLAUSEN       19-02 (5)  20-09 (5)  39-11 (10)
5   CLARK WENDLANDT  16-11 (5)  22-14 (5)  39-09 (10)
6   WESLEY STRADER   18-07 (5)  20-06 (5)  38-13 (10)
7   SHINICHI FUKAE     19-00 (5)  17-13 (5)  36-13 (10)
8   DAN MOREHEAD    23-07 (5)  12-15 (5)  36-06 (10)
9   TODD AUTEN         17-09 (5)  18-02 (5)  35-11 (10)
10   JOHN VOYLES      18-06 (5)  16-14 (5)  35-04 (10)
http://www.flwoutdoors.com/bassfishing/flw/tournament/2013/6948/lake-chickamauga-professional-results/?dpl=1&all=1&sr=1&rpp=50&&sort=pl