今回のオキチョビーのプラクティスでは、まったくスタイルの違う2人のプロと同船させてもらいました。
まず初日は久しぶりに登場のイッシュ・モンローです。昨年のオキチョビーで開催されたエリート戦ではトータルウェイト108.5ポンドで圧勝したばかりだけでに、イッシュとしても楽しみにしていた感じです。
イッシュが用意したのはほとんどパンチングタックルで、カバーの濃さに合わせて、1オンス、1.5オンス、2オンスを、さらにパンチスカート付きとパンチスカート無しを使い分け、ワームはDボムのブラックブルーのみというシンプルなものでした。
イッシュ曰わく、現状の3日間のみの公式プラクティスでは、得意な釣りでハマるエリアを探すのみで、バックアップパターンは考えないそうです。
一方、3日目に同船させてもらったのはブレット・ハイト。チャター系ルアーで、間違いなく世界で一番稼いでいるプロです。当然用意したタックルはチャター系に3タックル。カラーとまったく違うタイプのトレーラーを使い分けていました。
ブレット曰わく、オキチョビーは広すぎて、3日間では細かくチェックしていくには足りないので、広く探れるチャター系が、浅いフラットなこの湖では一番適しているということでした。
まったく違う2人の戦略ですが、共通して言えるのは、勝利の味を知る2人だけに、迷いがまったく感じられないということです。外せば終わりですが、ハマると手がつけられない、そんな破壊力に魅せられた2人からは、シンプルだけれども、意外に繊細な釣りが印象的でした。
確かに、久しくハードロイリングのロッドを使っていませんねf^_^;
日本の主要なロッドは基本SICリングになっていますし、ネクサス7さんも言われている、「SIC至上主義」に乗せられていますね、僕(ー ー;)
ニシダ゙様はハードロイのロッドを使ったことがありますか? ハードロイは滑りが悪い、削れるというのは、まさに日本のマーケットによる洗脳で、ボク自身は気にしたことすらありません。ましてや、1オンス以上のシンカーを使うショートディスタンスのパンチングでラインの滑りが気になるなんて、あり得ないです。
ボク自身はむしろPEラインの4本ヨリか8本ヨリかの方が圧倒的な違いを感じます。
ニシダさん、初めまして。ハードリングな理由はヒロさんから聞いたのですが、「SICは踏むと割れるが、ハードなら極限でも割れずに使えるから…」との事ですが、私の経験則の中では、実際には分かりません。
なぜならハードでも車のドア開閉で挟んで割った事があり、しかしこれは現度問題なのでしょうが、「SIC至上主義」な日本にも懐疑的ではあります。
なかんずく、SICの方が秀でているのは言うまでもありませんが、「緑のランドセル」を知っている者なら、ヒロさんがなぜそれを言わんとするのか、以心伝心で通じるものがあります。いえ、もしかしたらこれは私のおごり高ぶりなのでしょうか?
イッシュといえば、ダイワのハリアー80をフルフッキングでポキポキと折っていく豪快なイメージですf^_^;
何時も不思議に思うのですが、アメリカのハードパンチャーはハードロイリングに極太PEのセッティングに不満が無いのでしょうか?
ダイワの用な高級ロッドはSICリングなので、問題無いのでしょうが、一般的なハードロイリングのロッドでは滑りも悪そうな気がするのですが…