ディープクランクがトレンド その1


 毎年、この時期になるとシーズンを総括した話題となります。昨年の今頃は、アラバマリグの登場に話題が独占された感がありましたが、今年は昨年のようなトレンドや流行がなかったように見えます。
 ただ、実際は地味ですが、大きなトレンドがあったように思います。今年のアメリカの試合では、ディープクランクがキーとなる試合が多くありました。実際、数社から新しいディープクランクが発売されました。
 エリート・ブルショールズ戦ではブランドン・パラニュークのラパラDT16とストライクキング6XDがウィニングルアーとなりましたし、続くダグラスレイク戦では、優勝したジェレミー・スタークス以外にも多くの選手がルハージャンセンのホットリップス・クランクベイトを使い、ライニングというキャスト後リトリーブをすぐに開始せず、ラインを出しながらエレキで走り、より深く、より長くプロダクティブゾーンを引くテクニックが注目されました。
10xd FLWでもウィーラーレイク戦で優勝したマーク・ローズがディープクランクを使っていましたし、サムレイバン戦では、フィル・マークスが未発売の10XD(写真)のプロトタイプを使い、2位以下に大きく差を付けての優勝を飾りました。特に決勝でのウェイトは30ポンドを超え、その一部始終が放送されたことで、10XDの発売が注目されています。ボクもこの試合にはノンボーターで参戦しましたが、30ポンドなんてあり得ないウェイトです。
 日本ではディープクランクそのものがあまり注目されませんから、ほとんど話題にもなりませんでしたが、この時流は来シーズンにも続きそうな予感です。

ディープクランクがトレンド その1」への3件のフィードバック

  1. GRANBASS

     今でもアメリカではニーリングはみんな普通にやってますよ。昔に比べるとフロロカーボンが普及したり、やや細いラインを使うことで、ロッドを水中に突っ込まなくてもそれなりに深く潜ってくれるようになりましたが・・・。
     ちなみに10XDはまだ発売されていませんが、プレオーダーが始まっていて、価格はなんと14.99ドルだそうです。

    返信
  2. Nexus7

    昔からDD-22を愛用しています。
    その後、下野さんから「野池でこそディープクランクと言う、誰もやらない事をやるんや!!」と教わり、事実、DD-22は回避能力が高いので、結果はキチンと導き出せました。
    また、滋賀県評論は前田さんの意見に同意します。すべてのバサーを駆逐し、外来魚釣り大会も禁止で、滋賀県に1円でもお金を落とすバサーも消え、バスは安泰に過ごせるようになれば、バス大繁殖で滋賀県の面目躍如でしょうからね。
    ま、「汚名挽回」になるのが関の山でしょうけど…(笑)

    返信

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください