日別アーカイブ: 2012年12月9日

太ラインのススメ その2


 確かにラインは細くなればなるほど、飛距離は伸び、風や水流の影響を受けにくく、より自然にルアーを送り込むことができ、バスからもラインが見えにくいので、バイトは得られやすくなります。これは水深があればあるほど、透明度が高くなればなるほど、アドバンテージを発揮します。
 しかし、一方でラインが細くなればなるほど、ラインを切られるリスクが高くなります。また、仮にランディングできたとしても、取り込みに時間を掛けるすぎるために、バスが弱ってしまい、キープするとすぐに死んでしまうケースも出てきます。また、ラインが太ければ外れたかもしれないルアーまでも、軽く根掛かっただけでラインが切れてしまいます。
 ボクはいつも不思議なんですが、獲れる確率が低くても、極端に細いラインを使う人がいます。獲れたとしてもラッキーなだけで、自慢にはなりません。たいていそういう人は、悪びれることもなく、平気で切られたと言っています。ラインを切って逃げたバスはその後どうなるか考えたら、無神経に毎度毎度、切られたなんて言えないはずです。掛けた魚は確実に獲れるラインで、バスと対峙するのが最低限のマナーだと思います。
 ボクは今シーズン、ラインブレイクは1回(55ポンドのブレイドラインを根ズレで切られました)。昨シーズンもラインブレイクは1回(20ポンドのフロロを切られました)です。ラインブレイクのことを思い出すと、今でも苦い思いですし、来シーズンこそはラインブレイクをゼロで終えたいです。
 そこで来シーズンは普段使っているラインよりも1ランクでも2ランクでも太いラインを使うように心がけてはいかがでしょうか? JB等のトーナメントでも本気で環境問題を考えているなら、使用できるラインの最低基準をせめて4ポンドくらいまでにしてもらいたいものです。