日別アーカイブ: 2012年12月16日

これでいいのか滋賀県!


 久しぶりに学生時代からの友人の家に遊びに行ってきました。友人は滋賀県草津市に住んでいます。友人はかつてはバスフィッシングを楽しんでいましたが、今はすっかりご無沙汰のようです。
 小学校に通う長女、長男と話をすると、学校で先生からブラックバスは悪い魚だと教わっているそうです。滋賀県にはバスフィッシングガイドを生業とし、滋賀県に税金を納める県民がたくさんいますし、その他バスフィッシング関連の仕事をしている県民はたくさんいると思います。彼らにも子供がいて、学校に通って(これから通う)います。そんな子供たちの前で、ブラックバスは悪い魚、ブラックバスは琵琶湖にいてはいけない魚だと教えているんでしょうか? それが原因でいじめが起こったとしても、大津市の隠蔽事件のように、きっと「ガイドなんかやっている親が悪い」って開き直るんでしょうね。
 滋賀県を車で走りながら、総選挙のポスターを見て、ふと気がついたんですが、滋賀県には4つの小選挙区がありながら、嘉田知事が代表として旗揚げした未来の党は、一人の候補者も出していません。意味の分からない「びわこ宣言」を行い、近畿圏1450万人の命の水源を放射能汚染から守ると訴えながら、お膝元の滋賀県で候補者を一人も出していないのです。次の知事選で自民党や民主党に対抗馬を立てられるのが、そんなに怖いんでしょうか?
 ”もったいない”知事は、バス駆除なんて実現不可能な目的に半永久?に税金を無駄使いさせ、今度は自身の公務を投げ出して、選挙活動をし、ビジョンも示さず10年以内の卒原発なる、非現実な政策を掲げています。聞こえのいい再生可能エネルギーで今の日本の電力を支えるなんて、まだまだ先の話ですし、「火力でドンドンCO2を排出して、排出権を外国から買えばいい」ぐらいに思っているんでしょうか。日本の対岸、中国沿岸部には数多くの原発が計画&建設されていますが、日本の企業は安い電力の中国に行って物作りし、原発の事故が起これば、結局風に乗って日本に放射能が降ってくるわけで、なんともお粗末な話です。子供手当みたいなバラマキを公約にして、国民をバカにしすぎです。
 とにかく、この”もったいない”知事だけは、都合のいいように”びわこ”を悪用する滋賀県の恥。かつて、小沢一郎は「担ぐ神輿は軽くてパーがいい」と言ったそうですが、まさに適材か。