やればできる・・・はず


 先日、初めて亀山ダムに行ってきました。関東では知らない人がいないメジャーレイクですが、イメージしていたのとはかなり違う釣り場でした。関西にはあまり見られないタイプのリザーバーで、ボート屋さんが7軒もあって、その盛況ぶりに驚かされました。
 亀山ダムと言えば、盛期にはレンタルボートが300以上も浮かぶハイプレッシャーレイクという印象が強いですが、意外に関東ではよく釣れる(魚影の濃い)釣り場のようです。
 というのは、いつまでもバスフィッシングが楽しめる釣り場を守ろうと様々な努力が行われている成果が実っているからだそうです。例えば、バスが減るとお客さんが減ってしまうという当たり前の危機感から、ボート屋さんが申し合わせて、スポーニング期の大会を禁止し、4月中旬から5月中旬の1カ月間、すべてのお客さんに対し、釣れたバスのキープを禁止し、釣れたバスはその場で速やかにリリースするように促しているそうです。その他、アラバマリグを禁止にしたりと、日本の釣り場の中では最先端を走っているという感じです。
 こういう成功例は、ぜひ大々的にアピールして、他の釣り場も見習ってほしいものです。その一方で、ルールを決めたら、誰もキープする人がいなくなるなら、いっそのことシーズンを通して、キープするのを禁止にする方向で進んでいけば、さらに釣り場の回復に繋がるはずです。
 とにかく、亀山ダムは素晴らしい釣り場でした。また、来シーズンぜひ遊びに行きたいです。

やればできる・・・はず」への5件のフィードバック

  1. GRANBASS

     関西だって経済効果はありますよ。ただ、ボート屋さんは、将来のことより目先のお客さんの奪い合いばかりに必死なんですよね。常連のお客さんほど、バスをキープしたがるのも問題です。亀山ダムは本当にうらやましいです。

    返信
  2. Nexus7

    遠隔地ですが、こんなバスを愛するフィールドがあったとは露知らず、これでしたらバス業界に辟易として納竿したロッドは、来年にでも復活させて、白ラバジネスト叩き…もとい、それを避けて一番美味しそうな梅雨ごろ遠征したくなりました。貴重な情報多謝です!!

    返信
  3. 匿名

    追記、あそこは例の60が釣れた数年前から、25センチくらいのニジマス放流してます。また水産長とボート屋の一味は遠い親戚なのでいざこざが無いんです。要するに何処のボート屋さんも月200万くらいの売り上げがあるので、関西のボート屋さんみたいに喧嘩にならないんですよ。関西もバスフィッシングで経済効果あれば全ては上手く行く事だと思います。

    返信
  4. 谷地坊主

    亀山湖は確か月一(?)か何かでボート屋が一斉に休業する日があったと記憶しています。
    魚を労る気配りですね。

    返信
  5. Ryu

    亀山と高滝は、確か田辺さんがボート屋さんにアドバイスして
    ワカサギの放流を始めたりしていた記憶があります
    プロだからこそ、ルアーの宣伝ばっかりしてないで
    一般アングラーを導いて欲しいですね

    返信

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください