ラインスルーなヤツら


 トーナメントでもプライベートでもせっかくの貴重なバスがジャンプ一発で、バレてしまうのは悔しいものです。特にバレやすいルアーの代表といえば、バイブレーション、テールスピンジグ、ビッグスイムベイトなどなど。いずれもルアーに重量があって、ジャンプされるとルアーが大きな力で左右に振られてしまうのが原因です。
 バラさないためにはロッドを水中に突っ込んでジャンプさせないことも大事ですが、アメリカ人はよく考えます。ルアーをラインスルー構造にすれば、フッキング後はルアーとフックが離れてしまい、バスがいくら暴れても口元はフックだけとなってバラシを大きく軽減することができます。
Imgp0781  キング・オブ・バイブレーション、ビルルイスのラトルトラップには、ラインスルータイプが発売されています。テールスピンタイプで、テールフックは付いておらず、フッキング後はルアーボディーが完全にバスの口から離れるようになっています。フックはゴム栓のついたヒートで止まっているので、バスがヒットして暴れるまでは固定された状態となるように工夫されています。なかなかいいアイデアですが、ハードプラスチックルアーの場合、ラインスルー部をソリッドにしないといけない分、ルアーの内部の空気室が減ってしまい、アクションに切れがなくなってしまうのが難点です。

ラインスルーなヤツら」への2件のフィードバック

  1. GRANBASS

    とおりすがり様 いつも新しいルアーばかりを紹介するわけではないので、古いルアーが登場しても許してください。

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  2. とおりすがり

    別にこんなルアー、今に始ったものじゃないよ。
    もうかれこれ20年以上前から既にあったしね。
    で、廃れていったと。

    返信

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