日別アーカイブ: 2009年10月7日

トンボパターン


Imgp0534  フロッグマスターといえば、西海岸ではボビー・バラックとみんなが口を揃えるレジェンドがいます。そんなボビーのシグネーチャーモデルのスナッグ・プルーフのボビーズ・パーフェクトフロッグに面白い新色があったので買いました。
 ボディーがラムネカラーのこのカラー名はドラゴン・フライ。トンボというわけです。これがトンボに見えるかどうかは正直、疑問ですが、アメリカで釣りをしているとよくバスがトンボにバイトしているシーンをよく目にします。ちなみに、西海岸ではセミなんて見たことすらありません。
 先月のデルタ戦でも、マットを突き破ってトンボにバイトするバスを見ました。トンボなんか食べても腹の足しになんかならないと思うのですが、不思議とよく目にします。水中にはベイトがいっぱいいるのに・・・。トンボって、とってもおいしいのか、それともバスにとって万病の薬なのか、それともブンブンうるさい羽音がカンに触るのか・・・。
 琵琶湖で釣りをしていると、以外にトンボが多かったので、今度トンボを見たら、これを投げてみようと思います。

グラスロッドにPEラインの可能性


 アメリカではブレイドライン(PEライン)って、日本よりも出番が多いというか、すごく普及しています。スピニングタックルによるパワーフィネス(この単語って、日本独自の造語かな?)、フロッグやフリッピングはもちろん、バイブレーションはグラスロッドにPEラインのセッティングが今や多数派です。グラスロッドがバイトを弾かず、伸びのないPEラインがウィードを瞬時に切るのです。この釣りを可能にするのは、曲がりすぎない、しっかり止まるグラスロッドです。
 このグラスロッドにPEラインというセッティングで、興味深い釣りを琵琶湖ガイドのM-BLOW、松下雅幸君が提唱し始めています。それがついに琵琶湖でも流行中のソフトルアーのトップウォータースイミングです。
 この釣りは迫力満点でボクも大好きですが、難しいのがフッキングです。ラインスラックを出すペンシルベイト等のトップウォータールアーと違って、トップウォータースイミングは巻きっぱなしでラインは常に張っています。もちろん、トリプルフックなんて付いていません。ドカンと出た際に、素早くロッドを倒してバイトを弾かせず、しっかり送り込まないと、フッキングがなかなか決まりません。ルアーから目が離せない気の張った釣りです。それでも、頭では分かっていても、ビックリアワセしたり、気が緩んだ隙の不意打ちバイトで弾かれたり・・・。それがこの釣りの面白いところではあるんですが・・・。ボクは「修行あるのみ」、経験値を上げれば上げるほどフッキング率は上がってくると思っています。
 ところが、PEラインにグラスロッドのセッティングなら、不意打ちでもバイトを弾かれにくくなります。さすがにバジングワームをグラスロッドで釣っている人って、アメリカでも見たことがありません。正直、フッキングがしっかり決まるか疑問でしたが、You Tube動画を見て、「面白そう・・・」と、ちょっと目から鱗が落ちた気分です。これは練習してみる価値がありそうです。http://www.depsweb.co.jp/backnumber/fishing/20091006mblow/mblow.html