月別アーカイブ: 2016年1月

パクられる痛み


ここ数日、フェイスブック上でちょっとした話題になっているのがデプスの2016年のウェブメンバー限定ルアー”ユウドウ”です。通常販売ではなく、あくまで会員になった人だけもらえる特典ルアーのようです。
写真(デプスさんのHPより拝借)を見れば、ワッパープロッパーがネタになっているのは一目瞭然です。サイズまで130mmとワッパープロッパーと同じサイズですから、ボクも最新号の雑誌で写真を見たときは、ちょっとビックリしました。
さっそく、フェイスブック上では親切な告げ口シェアで、リバートゥーシー(以下R2S)の知るところとなって、法的処置だの、被害者振った内容で大騒ぎになってます。
だいたい、R2Sというブランドは、もともとアレンジゼロの露骨なコピーメーカーで、最近でこそ、オリジナリティのあるルアーを作るようになりましたが、正直、「言える立場かい!」って、突っ込み入れたくなります。
やはりR2Sのザリガニルアーが、ヨーヅリのザリガニルアーに似ていることから、得意気になって、比較写真を載せたりして、シェアされまくって、完全に上から目線です。まあ、これで今まで無神経にパクってきたR2Sも、やっとパクられる痛みが分かったでしょうか。
話を少し戻して、デプスのユウドウですが、ワッパープロッパーの丸パクリというより、いろいろアレンジがされています。ラインアイは糸ヨレ防止のスイベルアイになっていますし、テールセクションはワイヤー貫通方式ではなく、スイベルによるジョイント方式になっています。このジョイント方式に関しては、ワイヤー貫通式にする方が製作上難しかったからでは?ってうがった見方をしてしまいますが、とにかく、同じじゃないと言えば、同じじゃありません。そもそも、この手のルアーはワッパープロッパーがオリジナルではなく、カナダ・アメリカ北部のマスキー用ルアーによくある定番のルアーです。
R2Sの言い分としては、テール部がぶつけても割れず、独特のサウンドを出すソフト素材になっている点は譲れないのかもしれませんが・・・。
とにかくワッパープロッパー好きのボクとしては、興味深いルアーでありますが、フックハンガーのアイがスイベル式になっている点がビミョー。琵琶湖のエビモ周りをガンガン使うときは、いつもダブルフック仕様にしているんですが、スイベル式だとそれができないのが残念。それでも、やっぱり気になるし、今までウェブメンバーになったことありませんが、今年は登録してみますか・・・。
http://www.depsweb.co.jp/aboutwebmembers/16/aboutwebmembers.html

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ジャパンフィッシングショーって・・・


今週末は迷走に迷走を重ねるジャパンフィッシングショーですね。もう何年行ってないでしょうか。もちろん、今年も行きませんよ。
釣りブームのときは、出展メーカーもたくさんで、歩くのも一苦労でしたが、今では見る影もありませんね。出展メーカーが減り、来場者の満足度が下がり、来場者が減るからさらに出展メーカーが減り、さらに来場者が減る。こんな負のスパイラルが止まりません。
もはやルアー関係で言えば、店頭でよく目にする人気ブランドの半分ぐらいしか出展していないんじゃないでしょうか。ジャパンフィッシングショーの主催は日本釣用品工業会ですが、ここに加盟し、理事に名を連ねているメーカーですら、出展していないところがある始末です。
頭が固い主催団体は、対外的に来場者数ばかり気にして、ない知恵絞って、ボクたち釣り人をバカにしているかのようなイベントばかり企画する始末です。ローラなんか見たいですか? 芸能人見たさに来るミーハーな人数で帳尻合わせて、高い出展料払っている出展メーカーは喜ぶとでも思っているんでしょうか?
アングラーズアイドル?? いつまで、こんなくだらない企画をやるつもりなんでしょうか? 過去に選ばれたアイドルをどれだけの人が覚えていますか? 業界全体も無責任に、毎年毎年選んでは選びっぱなしの放置プレー。もうやめましょうよ。経費の無駄。
このまま出展メーカーにとって費用対効果の薄いフィッシングショーを続けると、この先どうなってしまうのか、個人的にすごく心配です。

理想のフロッグロッドのこだわり その1


レジットデザインから今季発売予定の2本のフロッグロッドを詳しく紹介する前に、他のワイルドサイドシリーズとは少し違う仕様になった、ボクのこだわりの部分についてまずは紹介します。
海外遠征の際、一番困るのがロッドの持ち運びです。航空会社によって規定はいろいろなんですが、日米間を飛ぶジャンボ機の場合、有料無料に関わらず、3辺(縦、横、高)の合計が115 インチ(292 cm)までのロッドケースは預け荷物として受託してくれるところがほとんです(エアカナダはNGだったので要注意)。ちなみにボクがよく利用するユナイテッド航空は無料で預かってくれます。
ところがアメリカの国内線で地方都市へ飛ぶときなど、小さな機材を利用する場合、長さが80インチ(203cm)を超えると預けることすらできない場合があります。ロッドケースを203cm以内に収めようとすると、中に入れるロッドは6フィート6インチが限界です。これがボクにとってはいつも頭を悩ませる大きな問題です。
フリッピングロッドなどは数は少ないながらもテレスコタイプがありますので、それらを愛用していますし、7フィートクラスのロッドはグリップ脱着タイプのロッドを用意しています。
ボクにとって、一番こだわりの強い釣りといえば、フロッグゲームであり、理想のロッドであればあるほど、それと違うロッドで釣りを強いられることはストレスになります。当然、海外のどこに行くにも同じロッドで釣りをしたいと思います。ところが6フィート9インチモデルはそのままでは持って行けない場合や地域があります。
そこで、日本のマーケットではあまりないと思いますが、6フィート9インチモデルのフロッグロッドはグリップ脱着タイプにしてもらいました。たとえ、80インチ以上でも預かってくれる場合でも、ロッドケースは短くなればなるほど、輸送中の破損のリスクも軽減できます。せっかくの海外遠征ですから、ロッドケースごと中身が折れるなんてことは、可能な限り避ける努力はしておきたいものです。
正直、この個人的なわがままを聞いてもらったことが、ボクにとって何よりも嬉しく、完成にたいへん満足しています。これでどこへ行くにも一緒です。

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サキッチャのすすめ


日本ではそれほど認知されていませんか、アメリカではワームのテール部先端がチャートになったものが多数あります。また、釣り人自身がディッピングダイやダイマーカーペンなどでテール部先端をチャートに塗る(染める)のも定番で、ほとんどの釣り人のボートには、この手のペイントが常備されています。
ボク自身、かなりの”サキッチャ”マニアで昨シーズンあちこちで釣ったバスの写真を見直してみると、ほぼほぼサキッチャで釣ったものです。ドロップショットワームからフリップベイト、スイムベイト、チャターのトレーラーなどなど。おそらく、7割以上はサキッチャになっていたと思います。もはや、先っちょがチャートになっていないと、釣れる気が半減してしまうほどです。
ディッピングダイなどでチャートに染める場合、グリパンなどのダーク系のワームに染めた場合、陸上ではそれほどチャートにも見えませんし、あんまり効果がないように見えます。ところが、一度水中に入れると、不思議なほどテール部が光って見えます。この光り具合が本物のブルーギルのテールの光り具合にそっくりだという人もたくさんいます。
ディッピングダイは可燃物ということで航空便での輸入が難しく、今ではほとんど日本では売っていませんが、マーカーペンタイプは今でも入手可能なので、やったことない人は、一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
また、昨年、アウトレックの向後店長と霞水系で釣りを一緒にさせてもらったとき、向後店長はマツラバのトレーラーのシャッドテール部をワーム&チャンクペイントのチャートで塗って目で確認しながら表層を引いて使っていました。ボクも教えてもらった通りにやってみて、ナイスなバスをバイトさせたんですが、不意打ちを食らった形でフッキングさせることができませんでした。非常に面白い釣りで、今年もシーズンインが楽しみです。

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理想のフロッグロッド その5


昨年秋にフロッグロッドの開発に参加させていただいていることをこのブログで紹介しました。開発テーマに関しては4回に渡って書かせていただいたので、読み返してみてください。

理想のフロッグロッド その1
http://granbass-blog.teckellure.com/2015/09/20/2562

理想のフロッグロッド その2
http://granbass-blog.teckellure.com/2015/09/27/2565

理想のフロッグロッド その3
http://granbass-blog.teckellure.com/2015/10/02/2569

理想のフロッグロッド その4
http://granbass-blog.teckellure.com/2015/10/07/2572

そして、シーズンインには少し早いですが、今年レジットデザインのワイルドサイドシリーズから、2本のフロッグロッドが発売されることを報告します。モデル名はWSC65MHとWSC69MHです。
昨シーズン、あちこちのフィールドでさまざまなボートに乗って、前に立ったり、後ろに立ったり、テストしまくった納得のロッドです。ロッド開発には全くの素人でとことん釣り込まないと答えが出せないボクでしたが、何度もサンプルを作ってもらい、ようやく世間に出しても恥ずかしくないロッドに仕上がりました。
ボクがフロッグロッドに求めたテーマは①キャストが決まり、②アクションさせやすく(疲れない)、③フッキングが決まる(バイトを弾かず、バスを吹き飛ばさない)、この3点です。この3点は相反する面もあって、実釣を重ねながら妥協と両立を図りました。 特徴的な点は6フィート9インチと6フィート5インチという一般的なフロッグロッドよりショートロッドである点です。これこそが、どうしても世に問いたかった点であります。フロッグロッド=7フィート以上の先入観を持っている人にとっては、短すぎると思うかもしれませんが、日本のボート釣りスタイルでは、このレングスのアドバンテージはたくさんあります。
それもこれもただ硬いだけではなく、トルクフルでしっかり曲がってバスの重みを受け止めてくれるレジットデザインのブランクだからこそなし得た成果だと思っています。実際、プロトタイプのロッドで数々のビッグバスをキャッチすることができました。7月にはカリフォルニアデルタで一生の思い出となる1尾をもたらせてくれました。
発売はまだ先ですが、名古屋のキープキャストでは、レジットデザインのブースで実物が展示されるはずなので、興味のある方はぜひ手にとってチェックしてみてください。

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Happy new Year!


あけましておめでとうございます。2016年が皆さんにとってエキサイティングな1年でありますように。
2016年は昨年から紹介しているバズベイトをいよいよ発売します。また、水面下で新たなフロッグの開発を進めています。そして、昨シーズンテストしまくったフロッグ用のロッドがレジットデザイン様から発売されます。楽しみな1年の始まりです。
今年は昨年以上に国内、海外で積極的に活動したいと思っています。イベントや企画にも力を入れたいと思っています。楽しみにしていてください。

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