日別アーカイブ: 2016年1月28日

パクられる痛み


ここ数日、フェイスブック上でちょっとした話題になっているのがデプスの2016年のウェブメンバー限定ルアー”ユウドウ”です。通常販売ではなく、あくまで会員になった人だけもらえる特典ルアーのようです。
写真(デプスさんのHPより拝借)を見れば、ワッパープロッパーがネタになっているのは一目瞭然です。サイズまで130mmとワッパープロッパーと同じサイズですから、ボクも最新号の雑誌で写真を見たときは、ちょっとビックリしました。
さっそく、フェイスブック上では親切な告げ口シェアで、リバートゥーシー(以下R2S)の知るところとなって、法的処置だの、被害者振った内容で大騒ぎになってます。
だいたい、R2Sというブランドは、もともとアレンジゼロの露骨なコピーメーカーで、最近でこそ、オリジナリティのあるルアーを作るようになりましたが、正直、「言える立場かい!」って、突っ込み入れたくなります。
やはりR2Sのザリガニルアーが、ヨーヅリのザリガニルアーに似ていることから、得意気になって、比較写真を載せたりして、シェアされまくって、完全に上から目線です。まあ、これで今まで無神経にパクってきたR2Sも、やっとパクられる痛みが分かったでしょうか。
話を少し戻して、デプスのユウドウですが、ワッパープロッパーの丸パクリというより、いろいろアレンジがされています。ラインアイは糸ヨレ防止のスイベルアイになっていますし、テールセクションはワイヤー貫通方式ではなく、スイベルによるジョイント方式になっています。このジョイント方式に関しては、ワイヤー貫通式にする方が製作上難しかったからでは?ってうがった見方をしてしまいますが、とにかく、同じじゃないと言えば、同じじゃありません。そもそも、この手のルアーはワッパープロッパーがオリジナルではなく、カナダ・アメリカ北部のマスキー用ルアーによくある定番のルアーです。
R2Sの言い分としては、テール部がぶつけても割れず、独特のサウンドを出すソフト素材になっている点は譲れないのかもしれませんが・・・。
とにかくワッパープロッパー好きのボクとしては、興味深いルアーでありますが、フックハンガーのアイがスイベル式になっている点がビミョー。琵琶湖のエビモ周りをガンガン使うときは、いつもダブルフック仕様にしているんですが、スイベル式だとそれができないのが残念。それでも、やっぱり気になるし、今までウェブメンバーになったことありませんが、今年は登録してみますか・・・。
http://www.depsweb.co.jp/aboutwebmembers/16/aboutwebmembers.html

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