理想のフロッグロッド その2


P1140141 (800x600) ボクの得意とするフロッグゲームは、着水後に動かすのは30cm、長くても60cm以内のピンスポットを狙い撃ちするスタイルです。
ボクはボートに乗せてもらってバックシートで釣りをすることも多く、アメリカの試合ではノンボーターで長年釣りをしてきました。当然、好きなポジションでサイドにロッドを振るスペースはなく、遠い距離からスキッピングで狙うより、近距離で前の人が撃ち残した(見落とした)僅かな隙間を一発で決めないとチャンスはありません。そこで必要となるのは低い弾道でピッチングがしやすいロッドとなります。
スキッピングはフロッグが奥に入ったとしても、ラインが途中のブッシュに絡んだりして、うまくアクションさせにくかったり、フッキングの邪魔になるケースがありますが、近距離からのピッチングならフッキングも決まりやすいです。
可能な限り狙いのピンに正確にソフトに落とし、ワンアクションで食わせたときは、本当に気持ちいい瞬間でフロッグゲームの醍醐味です。言い換えれば、ピッチングが決まらないと始まりません。
ピッチングのしやすいロッドは、必ずしもキャスティングやスキッピングがしやすいロッドとは言えません。ロッドは曲がった方がキャストはしやすいですが、ロッドの返りが大きいとピッチングの軌道が浮き気味になってしまいます。また、硬すぎるロッドもピッチングの距離が伸びず、ついつい腕の力に頼り気味になって、浮き気味になったり、コントロール性を失ってしまいます。
アルミボートやレンタル手こぎボートでも、ボートの縁が邪魔にならないロッドの長さをテストしています。

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