今年のICASTで気になったストームの新作アラシ・シリーズのスクエア3とスクエア5を手に入れました。パッケージがチープ感たっぷりにもかからず、8.99ドルもしました。基盤リップのクランクベイトシリーズで、他にディープ10、フラット7などがあります。ストームをそのまま和訳したベタなネーミングですが、日本語って相変わらずブームなんですね。
スクエアシリーズは定番のサイレント仕様のシャロークランクです。このスクエア3は全長が55ミリ、1/2オンス、でスクエア5は全長60ミリで5/8オンスとなっています。ボディーサイズに対して、かなり幅広な丸っこいボディーデザインとなっています。
このアラシシリーズのセールスポイントとなっているのが、パテント申請中というセルフ・チューニング・ラインアイです。ラインアイのメタルパーツが可動式になって左右に動くので、トゥルーチューニング不要で、自ら軌道修正してくれるそうです。といっても、この仕組みはオーストラリアのバラムンディールアーでは、珍しくない仕組みですが・・・。そういえば、ティムコのバイブレーションでも以前、ラインアイが左右に動くものがありました。
フックハンガーが横アイになっていて、ショートシャンクの大型トリプルフックが前後で絡まない設計になっていますが、これってフックを交換すると引っ掛かってしまうので、正直好きじゃありません。
ラパラ傘下になったストームは、いろいろハードルアーを出しても、どれもパットせず、いつまでたってもウィグルワートを超えることができていませんが、いよいよ本気な感じです。往年のストームファンからすれば、もはやストーム色はこれっぽっちもありませんが・・・。
日本名のルアー、、、実はこのルアー、知る人ぞ知る日本人によるデザインなのですよ。