日別アーカイブ: 2012年11月29日

バスの止血方法


 先日の宮崎友輔さんの壮行会パーティーでは、ボクを含め、アメリカナイズされた人たちばかりで、かなりコアな話題で盛り上がりました。
 そんな話題の中で一つ興味深いものを紹介します。不運にもフックの掛かりどころが悪く、出血をしてしまうことがあります。こうなってしまうと、かなりの確率でバスは死んでしまいます。仮にトーナメントではウェイイン時はライブ判定されたとしても、その後死んでしまうことが多いと思います。
 実は前回のサムレイバンの試合では、エドモンのクランクベイトをその日最大のキッカーが丸呑みしてしまい、フックが2本もエラに刺さってしまい、かなり出血してしまいました。慌てたせいもありますが、うまくフックを外せなかったせいもあります。ライブウェルには冷やした水とレジュベネイドが入ってしまいましたが、バスはあっという間に横たわってしまいました。結局、その後は気になって釣りに集中できずでしたが、どうすることもできず、最終的には死んでしまいました。もちろん、大きなペナルティーを課せられましたが、それよりもバスを殺してしまったことが申し訳なくて・・・。
 そんな話を試合後、ルーク・クラウセンたちと話していると、「ペプシを持っていなかったの?」と聞かれました。出血したら、すぐにペプシ等の炭酸飲料をかけると、かなりの確率で出血が止められるというのです。その話は以前聞いたことはあったのですが、眉唾っぽくて、試したことがなかったのですが、トーナメンターの間では、かなり常識になりつつある話のようです。実際、話をすると多くのトーナメンターがその効果を実感したことがあるようで、この止血方法を信じていました。
Coke_bass_txi_2_3640 今回のパーティーでもその話題になって、やはり実際にしている人がいるみたいです。炭酸がきつめなスプライトが効くとか・・・。
 これはトーナメントに限った話ではありません。仮にすぐにリリースするとしても、出血がひどいままリリースするとバスはいずれ死んでしまうかもしれません。魚の血液量は体重1キロに対して、たったの60ml、だそうです。血がエラから尻尾に伝ってカーペットにポトポトと垂れるのは、かなりの大量出血と言えるでしょう。
 そうなる前に出血したら、すぐに炭酸飲料をかけて止血をしてからリリースをするというのを心がけてみてはどうでしょうか? そのためには、常に炭酸飲料を用意しておかないといけませんね。そういえば、ハリ傷にイソジンを塗ると、ばい菌が入りにくいなんていう話も聞いたことがありますが・・・。
 下記は関連記事のリンクです。
http://www.lsonews.com/fishing-news/1551-bill-miller