いつものぼやき その1


 ちょうど一月前のブログで、JBが今季からのルール変更で、「トーナメントのウェイイン時での記念撮影は、バスは片手に1匹までになったそうだ」と書きました。伝聞形式で書いたのは、ボクはJBのメンバーではないので、正式な通達を受け取ったわけでもなく、文書等をホームページ上でも見ていないからです。ただ、複数のJB選手からその話は聞きました。
 そもそも、ルールで決めないといけないようなことではなく、バスフィッシングを愛し、将来もバスフィッシングを楽しみたいと思う健全な人なら、バスがかわいそうでとてもそんな残酷な行為はできないはずですが・・・。
 ところが、JBのサイトを見ると、先日のマスターの試合やトップ50の試合のフォトギャラリーでは堂々と3本、4本持った選手の写真がアップされています。また、JBのサイトでは2匹しか持っていなくても、個人のブログではやっぱり複数のバスを得意気に持って写真をアップしている人が数名います。そんなにバスをいっぱい持ちたいんでしょうか? 
 あからさまなルール違反で、失格になるべき(JBはルールに厳格だと聞きます)だと思ったので、いろいろ検索してみたのですが、JBの今回のルールに関する記載が見つかりません。もしや、ルール自体がなくなってしまったのでしょうか。もし、そうだとしたらとても残念です。
 日本のバスフィッシングをリードし、大きな影響力を持つトップトーナメンターの方たちが、この有様では、日本のバスフィッシングの将来はお先真っ暗です。

いつものぼやき その1」への20件のフィードバック

  1. GRANBASS

    ウォーズマンJr.様 素晴らしいコメントありがとうございます。ナイスなたとえですね。そうなんです。一人でも多くの人が、バスの扱いについて見直していただければ、ボクは嬉しい限りです。
     ちなみに、フンガー持ちというのは、一つの象徴みたいなもので、ボクはそれだけを止めさせたいわけではありません。トーナメントでもないのに、バスをキープする行為自体を止めさせたいと考えています。すべてはみんなのため、将来のため。

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  2. ウォーズマンJr.

    初めて書き込みします。
    僕はGRANBASSさんのご意見は素晴らしいと思います。
    こういう話題って、「プリウスは燃費もいいしエコだからみんなにもおすすめですよ」って言う人がいて、「プリウスだって結局ガソリン使ってるじゃないか。俺はだから自転車に乗ってるんだ」って言う人がいる。
    最終的には「二酸化炭素排出が環境に悪いなら、そもそも人はみんな死ね」って発言をしている人がいて…って感じで収拾つかなくなりますよね。
    僕自身は、以前GRANBASSさんが以前記事にされていた所謂フンガー反対記事を見て、「そんなにバスって弱いのかぁ(汚いところにでも住めるイメージが先行していたので)」、「アメリカってバスフィッシングについて色々考えてんだなぁ」と、初めてあれがイケてない行為だと気づきました。
    と、いうことで世の中の一部の人間がココで記事見て、それなりの考えを持ち始められるってだけでいいんじゃないですかね。お互い否定合戦しなくても。
    僕はこんなふうにしてますよ的な部分で留めておいて。
    個人的には初めてそういうことに気づかせてくれたGRANBASSには感謝してます。
    もし将来自分に子供ができたらバスは一緒にやりたいし、フィールド・魚etc.を残すためのルールがうまく広まると良いですね。
    長文ですみませんでした。では。

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  3. おぶ

    その通りです。
    私の考えは、
    「人に意見できないはずだ」と言いつつも、それ自体を意見してしまうところに矛盾がうまれてしまうのです。
    これに関しては、なにも言えません。
    ただ、伝えないと伝えられないことをご理解いただきたいです。
    みなさんにしない話を何故前田さんにしているのかを考えていただきたい。
    話は本題からそれてしまいますが、
    バスが共有資源だということは、正しいです。
    では、そのブラックバスが捕食する魚(生物)も共有資源であることは認識されておられますでしょうか?
    滋賀県のリリース禁止も、他水系への放流禁止もバサーに対する意地悪でやっているわけではありません。
    なぜブラックバスが特定外来生物に指定されているのかを考えれば簡単です。
    バスと言う魚の特性上致し方ない判断といえるでしょう。
    バスフィッシングをながく楽しむ為に、バスを保護したい気持ちも理解できます。
    ですが、手段と方法は間違っています。

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  4. GRANBASS

     おぶ様のおっしゃることは正論だと思います。おぶ様がボクと同じくバスフィッシングを愛する方だという点では共感できる部分はたくさんあることが分かりました。落としどころの違いのような気がします。おぶ様はより厳しい自制を自ら課しているわけです。ボクから見れば立派です。
      ボクたちはバスという魚を傷つけながら、いわば命をもてあそぶ趣味をしているわけです。釣りをしていれば、ときにはフックを飲まれたりして、バスを殺してしまうこともあります。そのバスを持ち帰って食べないボクは、偽善者だということも分かっています。そこに矛盾があることも承知しています。
     以前、アメリカ人の友人にハンティングは残酷だと話したら、ハンティングは食べるけど、リリースする釣りはもっと残酷だと言われました。
     それでもあえて身勝手なボクの意見を言わせてください。
     バスからしたら大なり小なり同じ行為でも、バスを資源と見れば、同じではないはずです。バスは釣った人のものではなく、みんなの共有の資源だと思うのです。現状の日本では、バスフィッシングが楽しめるフィールドは減る一方で、さらにそれぞれのフィールドも廃れる一方です。せめて、一人でも多くのバスアングラーが可能な限り負担を少なくして、すみやかにリリースしてほしいと願うことがいけないこととは思えません。
     おぶ様は「人に意見するな」とボクに意見しますが、どんどんバスが釣れなくなるのを指をくわえて見ている方がいいとお考えでしょうか?

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  5. おぶ

    私の考えを理解できる方が少ないことは、わかっています。
    BOBさんのような方がほとんどでしょう。
    だから、一人一人に話すようなことはしません。
    多少なり周りに影響力のあって、尚且つ聞く耳をお持ちの方にしかしません。
    バーブレス使用で琵琶湖にも行かない私を、立派だとおっしゃって頂きましたが、私自身立派だとは思っていません。
    繰り返しですが、
    それは少なからず魚を傷つけ、時には殺してしまう可能性と隣り合わせの中で楽しんでいることに違いはないからです。
    もっと簡単に言えば、
    釣りをしない方から見たら、一緒ということです。
    琵琶湖に行かないのも、問題から逃げているだけです。
    だから、自分は他人のスタイルに口を出すようなことはしませんし、出来ません。
    どんなに魚を思う気持ちが強かろうと、釣りをしている限り、他のアングラーの行動を恥だなどと言う資格はない。
    ということです。
    ただ、私の書き込みをスルーせず、真摯に対応していただいた前田さんには感謝しています。

    返信
  6. BOB

    おぶさんは、何を言いたいのか解らないですね。
    バスを食べて激減しないと思う方が変ですよね。
    解りやすく書けば、小さいのしか居なくなるのは確かでしょう。
    バスアングラーとして、それで面白いですか?と言う事じゃ無いでしょうか。
    大会でリミットも揃わないようなフィールドにして楽しいですかと言う事ですよね。
    バス釣りを楽しむのなら。 そのバスをリリースすると言う前提で楽しむのなら、必要以上にバスを傷めないようにしましょうよ。 それもバスプロと言われる方達は、特に率先して釣ったバスをリリースするのなら大切に扱いましょう。と言ってるだけですよね。  私はそういう意味だと思ってます。

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  7. JO

    日本でもバスフィッシングが市民権を得るくらいになればいいと言われてますが、ある地域で決められた条例すら守るつもりもなく、ただただバスフィッシングのため!バスフィッシングのため!と発信したところで、市民権が得られるでしょうか。
    あなたのバスを守る気持ちには賛同しますし、応援しています。
    しかし定期的に、リリ禁条例などの守りたくないルールは守らないけど、バスは可哀想守ろう!みたない記事が投稿されますね。
    (条例を守りたくないってのは記事内にはないですけど結局この議論になります)
    騒音や蛇行運転は改めるつもりはないけど、公道で乗れるようにしよう!と言ってる暴走族や旧車会と同じように見えるわけですよ。
    否定的なコメントの方はこういうことだと思うんです。
    だから、
    バスフィッシングが好きで釣れるバスを守りたい。そのためにバスを減らしたくない、元気なバスでいて欲しい。
    ということでの前田さんの発信だと思いますので、記事を見てる方には
    「バスが痛そうで可哀想だからやめてくれ」
    ただそれだけの発信にも見えないように、可哀想かどうかは関係なく、その先にあることが問題なんだという記事にしてみたらどうですかね。
    可哀想なのには変わらないですが、論点が針をかけたら可哀想だろう。とかそういうところに変わってますので。
    バスという生き物をゲームにしている時点で色々と気持ちの矛盾というかそういうのは少なからずありますよね。
    文章がゴチャゴチャになってすみません。。

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  8. おぶ

    言いたいことは、先の書き込みの通りです。
    例えを言うならば…
    釣りをしていれば、エラに掛かって大量出血させたことは皆さんあると思います。
    技術だけでは回避できないことだと思います。
    ほぼ死ぬことがわかっていながらも、まだ死んでいなければリリースすることでしょう。
    そんな可能性と隣り合わせの中で、楽しんでいるのがバサーです。
    バスフィッシングを楽しんでいる以上、人にバスを労れなんて言えないはずです。
    なかなか理解できないことはわかっています。だから、この話は滅多に人にしません。
    話は多少それますが、琵琶湖(滋賀県)の問題は微妙ではありません。
    決まっています。
    バサーとして琵琶湖の釣りを守ろうとするならば、魚を保護し、リリースまでケアするのではなく、署名運動なり嘆願書を自治体に提出することで主張すべきです。
    JBに対して、ルールを厳守しろといいながら、琵琶湖の問題は微妙だと片付けるのは筋が通っていません。
    内々で決めたルールを厳守させて全体のルールは守らないなんて…
    それでバスフィッシングの将来を考えているなんてよく言えますね
    私からみたら、釣り禁止エリアで釣りしてる輩と同じですよ。

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  9. GRANBASS

    おぶ様 ボクは釣った魚を食べることには反対しません。半殺しにして、リリースするぐらいなら、食べてあげた方がいいと思います。
     バーブレスにして釣りをし、リリ禁だから琵琶湖にも行かないというおぶ様は立派だと思いますよ。でも、そのおぶ様が結局はボクに何を言いたいのかが分かりません。ボクはただ、大好きなバスフィッシングをいつまでも楽しみたいと願っているんです。
     バスにとっては大なり小なりやっていることは同じだとしても、負担は大より小の方がいいに決まってます。琵琶湖に関しては、微妙な問題もありますが、ボクたちがバスアングラー目線で琵琶湖を見ずして、語らずしてどうするんですか?

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  10. おぶ

    大会で釣った魚を食べたら激減するなんて本気で言ってるんですか?
    だとしたら、私の話が理解できるとは到底思えませんが…
    大会に魚のケアを徹底させようとする活動に反対はしません。ルール違反を見つけて、申告することも結構だと思います。
    ただ、琵琶湖のガイドが複数持ちしているのを、魚体を傷つける行為で恥だ!と言う書き込み(先月の日記)は納得できません。
    琵琶湖をバス釣りアングラー目線でしか見ることができていない発言です。
    正しくは、リリースすることは条例違反だ!のはずです。
    とは言え、私も釣った魚を駆除することには抵抗があります。
    だから琵琶湖では釣りをしないという答えに至りました。
    自分が言いたいのは、
    「自分は魚に優しい」と勘違いし、
    勝手に決めた自分ルールで人に意見するなと言うことです。
    魚から見れば、大なり小なりやっていることはみんな同じです。

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  11. 江芳

    自然に感謝しようがしまいが、「食べたら個体数は確実に激減」しますから。ストリンガーの方がマシなレベルです。
    あと、 BASS内では、適切にリリースすることにより95%の程度の生存率を維持しています。
    アメリカでもローカルな大会ではバスに対する扱いはよくありませんが、競技としての発展を目指すなら、日本のプロ大会もBASSやFLWのように魚を労わる必要があるでしょう。

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  12. 通りすがり

    書き方の問題でしょうね。
    バスにとって残酷で可哀想だから、両手持ちはやめろと記述してますが、それならそもそもバスフィッシング自体をやめろと(笑)
    バスフィッシングを楽しんでる時点で、そういった言葉は間違っても口にだしてはいけないでしょうね。
    ただ、今回の件については、統一ルールとして実施されるべきでしょう。
    逆にここまで強く意見を発言しないと、変わらない日本バスプロ会の姿勢もどうかと思いますが…

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  13. おぶ

    魚になるべく負担にならないようにリリースしたいとありますが、その考えは私も同じですよ。
    私は全てカエシを潰して使用しています。必要以上に魚を傷つけないようにはしていますが、それは自分の決めた勝手なルールです。
    だからバーブレスを使っていようが自分は魚の味方だなんて思っていません。自分のスタイルを他人に押し付けることもしません。
    しかし、あなたの書き方は明らかに違う。
    並木さんもそうです。
    DVDの中で、バスを見ながら「前回釣った人の針の外し方が下手だから、口に大穴開いてる」とコメントしていました。
    バーブレス使用者から見れば、カエシ有りの針を使っているあんたも一緒だよと思いました。
    だからといって私は自分の意見を言うつもりは、こんな場でない限りありません。
    なぜなら、魚にとってはカエシが有ろうと無かろうと釣り人は敵だからです。
    トーナメントで釣ってきた魚は、会場で調理して、みんなで美味しく自然に感謝して食べるくらいにした方がいいと思っています。

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  14. GRANBASS

    おぶ様 いつも、おぶ様と同じような反論のコメントをいただきますが、明らかに論点がズレています。ボクはバスフィッシングが好きで好きでたまらないんです。だから、そのバスフィッシングをいつまでも楽しみたいと願っているんです。きれいごとを言っているつもりはありません。
     バスフィッシングは釣れなくても、難しくても面白いですが、そりゃあ釣れた方がもっと面白いです。ただ、せめて、釣ったバスはできるだけ負担を少なくしてリリースしてあげようと言っているんです。

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  15. おぶ

    ならば、釣りをされなければ良いのでは?
    可哀想可哀想と言ってはいるものの、あなたも魚を針で掛けてる訳ですよね?
    ジャークベイトのようなプラグでは、一方の針が魚体に掛かったりします。時には目に刺さることもあります。
    どう考えても、魚から見れば釣り人は敵ですよ。
    いまさら持ち方云々で、「私は魚を労っています。複数持ちする連中は悪」と言うのはきれい事としか思えません。
    もし魚を労ることを主として反対するならば、釣り自体を反対するべきです。

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  16. 川越

    いつものあいまいいいかげんルールみたいですね
    バス持ちで魚落としたらプロ失格だと思います 子供みたいな人がマネするんでホント沢山持つのは止めて欲しいですね

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  17. TOK

    初カキコです。JBは魚の保護よりも、形態商売が優先的な団体だと思います。だから魚保護としてのレギュレーションは各地の管理委員会(湖漁業組合)から通達される事が多いみたいです。(例;バマ禁、エサ禁とか)あと10年くらいしたらJB開催のフィールドは魚が減少していきそうですね。

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  18. 匿名

    その件については並木さんがブログに書かれていますね。ぼくもそう想います。

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