噂のジャークベイト、ラッキーストライクのRC STXを手に入れました。アメリカの販売価格が7.99ドルですから、メガバスのワンテンの24.99ドルに比べれば、1/3以下の値段です。まだ、使用していませんが、見れば見るほどよくできているというか、かなり詳細な部分までそっくりです。
少し話が逸れますが、今年も横浜の国際フィッシングショーで日釣工がブースを出していましたが、相変わらずの無能ぶりでした。いわゆるパクリ(模倣品、ノックオフ)とフェイク(偽物)の違いも分かっていない展示で、全部まとめて”パクリ商品=粗悪品(釣れない)”という啓蒙をしていました。安易な金儲け主義のパクリは大嫌いですが、模倣を悪と呼ぶなら、日釣工の会員に名を連ねたメーカーがアラバマ系リグを出していることをどう評価するつもりでしょうか? あれは「粗悪品だから買わないで」という言うつもりなんでしょうか・・・。
話を元に戻しますが、このRC STXはフェイクではありません。限りなく知的財産を侵害した悪質極まりないノックオフですが、パッケージまで模して同名で売り出した”偽物”ではありません。メガバス社としては、日本に入ってきたら不正競争防止法で対処できるかもしれませんが、アメリカではどう対処するのか興味深いです。
ちなみにワンテンとRC STXを見比べると、RC STXの方が若干リップが小さめでした。また、フックを外したボディーのウェイトを比べると、0.6g軽くできていました。ともにサスペンドですが、RC STXの方が大きめのフックが付いている分、ボディーの浮力を少し持たせたのでしょうか?
そういえば、ただいまテーブルロックレイクで開催中のFLWツアーメジャーはジャークベイトのエキスパートで知られるステイシー・キングが2位で予選を突破しています。ステイシー・キングは昨年もビーバーレイクでワンテンを使って2位になっていますし、今回の試合も時期的にジャークベイトも効きそうです。ステイシー・キングがワンテンを使っているか、RC STXを使っているのかも興味深いところです。
リック・クランがRC STXについて語っている動画もありますが、正直、ちょっとリック・クランにはガッカリです。