1つ確認しておきますが、アラバマリグというのは商品名であり、商標もとっているようなので、いわゆるテキサスリグやキャロライナリグといった一般的なリグ名とは使い方が違います。アラバマリグは広義ではアンブレラリグ(写真)の1つと言えるでしょう。
アンブレラリグはストライパー等のトローリングでは昔からある仕掛けでした。中にはまさにシャンデリアの9つルアーがぶら下がったものまであります。構造自体は似ていますが、アンブレラリグはワイヤーアームとジグヘッドの間にリーダーがありますので、ルアーのアクションの自由度は高いですが、キャストなんかしたら、ルアー同士が絡み合って使いものになりません。つまり、トローリング専用ということになります。もちろん、トーナメントではトローリングは違反なので使えません。
今回登場したアラバマリグはリーダーを排除し、ワイヤーアームからルアーにスイベルを介して直付けすることでキャストしてもルアー同士が絡まないように改良?されたというわけです。ところがhttp://granbass-blog.teckellure.com/2011/10/post_cccd.html”>州のレギュレーションによっては、このまま使うことは難しいようです。今日行われたエバースタートのチャンピオンシップのレジストレーションでは、アラバマリグに対するルール説明があったようです。今後の対応策としては3個ルアーをぶら下げるニューアラバマリグが登場しそうです。