実はボク、エアー抜きが苦手です。普段はバスをキープしないし(すぐにリリースして、ディープに帰っていくバスって問題ないですよね?)、試合でもほとんどがシャローの魚なので、実際あまり困ったことがありません。困ったときは親切なプロが代わりに処置してくれたことも度々。昨年のファルコン戦ではフカシンにたいへんお世話になりました。
やり方は何度も教えてもらっているのですが、上手くいきません。さすがに一突きでご臨終となるような失敗はありませんが、気持ちいいぐらいにエアーが抜けたことがありません。
昨年のB.A.S.S.エリートシリーズのレイクエリー戦をテレビで観た人なら、覚えていると思いますが、アーロン・マーテンスはスモールマウスの口からのどの奥に針を刺して”簡単そう”に手早くエアーを抜いていました。すごく興味が湧いて、口からでも針を刺しやすいパイプが長いタイプの”Bends Mender”(まるで必殺仕事人)を購入して、今シーズンに備えていたのですが、結局使わずじまいでした。
ちなみに浮き袋は英語で”Air Bladder”、空気を抜く”Deflate Air Bladder”ことを専門用語で”Fizz(動詞)、Fizzing(名詞)”と表現します。この秋、プライベートな釣りでFizzingの練習をしておこうと思います。誰かディープの数釣りに誘ってください。