日別アーカイブ: 2009年11月10日

”必救”仕事人


Imgp0674

 次回の1月のレイクシャスタのトーナメントは、かなりディープ合戦が予想されます。過去の試合結果では20m以上のディープでもバスが釣られています。そうなると厄介な問題がエアー抜きです。

 実はボク、エアー抜きが苦手です。普段はバスをキープしないし(すぐにリリースして、ディープに帰っていくバスって問題ないですよね?)、試合でもほとんどがシャローの魚なので、実際あまり困ったことがありません。困ったときは親切なプロが代わりに処置してくれたことも度々。昨年のファルコン戦ではフカシンにたいへんお世話になりました。
 やり方は何度も教えてもらっているのですが、上手くいきません。さすがに一突きでご臨終となるような失敗はありませんが、気持ちいいぐらいにエアーが抜けたことがありません。
 昨年のB.A.S.S.エリートシリーズのレイクエリー戦をテレビで観た人なら、覚えていると思いますが、アーロン・マーテンスはスモールマウスの口からのどの奥に針を刺して”簡単そう”に手早くエアーを抜いていました。すごく興味が湧いて、口からでも針を刺しやすいパイプが長いタイプの”Bends Mender”(まるで必殺仕事人)を購入して、今シーズンに備えていたのですが、結局使わずじまいでした。
 ちなみに浮き袋は英語で”Air Bladder”、空気を抜く”Deflate Air Bladder”ことを専門用語で”Fizz(動詞)、Fizzing(名詞)”と表現します。この秋、プライベートな釣りでFizzingの練習をしておこうと思います。誰かディープの数釣りに誘ってください。

ポインターの新作


Imgp0667  ラッキークラフトのUSモデルの新作を2つゲットしました。まだ、釣りに行けていないのですが、ボクの大好きなポインターシリーズだけに、試すのがとても待ち遠しいです。
 1つめはポインター78XD(エクストラ・ディープ)(写真上)です。カラーはもちろんゴーストミノー。今まで狙う深度でポインター78とポインター78DDを使い分けていたのですが、これでさらに深いレンジを使い分けることができそうです。特に来年1月のレイクシャスタの試合では活躍しそうです。ちなみに、EXはレギュラータイプの78同様に重心固定ですが、頭部に小さなラトルボールが入っています。それにしてもこのシリーズは日本とアメリカで名前が違って、とってもややこしいです。整理するとこんな感じです。
ビーフリーズSP→ポインター
ビーフリーズLB(ロングビル)→ポインターDD
ビーフリーズ・ダイブ→ポインターXD
 もう一つはポインター95サイレント(写真下)です。カラーは当然、ゴーストミノー。78サイズと100サイズの中間で、「78ではボリュームに欠けるが、100ではちょっと大きすぎる」という時にピッタリな、まさにかゆいところに手が届くサイズとなっています。ただ、レギュラーシリーズを縮小拡大したのではなく、ボディーデザインをややセッパリなシャッドっぽい形状にして、体積を大きくして浮力をかせぎ、その分しっかり大きなウェイトを低重心に配置しています。78サイズ同様の重心固定の完全サイレントモデルとなっています。ポインター100は重心移動モデルですが、個人的には重心固定モデルの方が好きです。薄いリップはぶつけると割れそうで、ボートシーバスに使うのは怖いですが、その分アクションの切れは良さそうです。