日別アーカイブ: 2007年6月17日

日本最後の楽園


 今日から1週間八郎潟まで行ってきます。日本のバスフィッシングは年々釣りにくくなっていくばかりで、昔のような楽しい釣りをしようと思えば、はるか北の日本最後?の楽園に行くしかありません。昨年約10年ぶりに訪れた際は、タイムスリップしたかと思うぐらいフリッピング三昧を楽しむことができましたが、それでも10年前に比べれば、明らかにバスは減っているのを感じました。
 地元のレンタルボート業者の釣況レポートには、毎日醜い写真が並びます。ときにはバスを地面に無造作に転がして撮った写真までありました。昨年訪れた際には、釣れたバスをすべてキープして、最後にランディングネットにすべてのバスを詰め込んで、どこかの困った社長のマネをして”大漁水揚げ”写真を撮っている釣り人を見ました。この地が楽園でいられるのはあと何年ぐらいでしょうか?  楽しみであり、不安でもある今回の遠征です。

毎年20万匹のバスを放流


Deptlogo3  6月7日にKentucky Department of Fish & Wildlife Resourcesに掲載された面白い記事を見つけました。それによると、ケンタッキー州を流れるオハイオ・リバーで、今後3年間毎年、全長2インチのラージマウスの幼魚を約20万匹放流する計画があるそうです。
 放流資金は地元でトーナメントを開催しているボートディーラーやバーボンウィスキーのアーリータイムズ社による寄付のほか、トーナメントのエントリーフィーの一部も当てられるそうです。ディクシー・マリンが主催する"Adopt A Bass tournament"は毎年7月に行われる大きなトーナメントで、例年150-180艇のボートが参加するそうですが、エントリーフィーから参加者1人あたり25ドルを放流資金として寄付されるそうです。仮に150艇(ペアで300人)が参加するとしても7500ドルもの資金となります。バスの放流には地元のケンタッキーフェデレーションのメンバーがボランティアで参加するそうです。
 トーナメントを行えば、バスには確実にダメージを与えてしまいます。バスが減って釣りにくくなってしまえば、トーナメントどころじゃありませんし、地元のボートディーラーはボートが売れなくなってしまいます。トーナメントを行って、釣り場に負荷を与えた分、釣り人自身の力でバスを放流して釣り場を守っていこうというわけです。日本では決してマネできないことですが、行政と釣り人が一体となって、釣り場を守るアメリカって本当に羨ましいですね。
http://fw.ky.gov/newsrelease.asp?nid=148&NavPath=C105C122C581C621