Z-Manがチャターベイトのパテントを取得しても、どこ吹く風よと日米でブレードジグ(ここではあえて、チャターベイトとは呼びません)がいろいろ発売されています。赤信号みんなで渡れば怖くないというわけですが、Z-Manがここだけは許せないとばかりに、見せしめというか生け贄になったのがフェニックスのバイブレーティングジグでした。
フィニックスのバイブレーティングジグは、ブレット・ハイトが好んで使い、多くの試合で好成績を残し、チャターベイトの最大の驚異となりました。そんなわけで、今は廃盤となって入手困難となった今も、バイブレーティングジグは釣れるという神話はますます大きくなっています。
そんなバイブレーティングジグに対抗してZ-Manが作ったのが、チャターベイト・エリートでした。ブレット・ハイトが昨年のレイク・セミノールで開催されたエリート戦で優勝した際に使用したルアーは、公式にはこのチャターベイト・エリートだったと発表されていますが、実際はバイブレーティングジグを使っています。ブレット・ハイトは一生分のバイブレーティングジグのストックを持っているそうです。
一見すると、どこのチャターベイトも似たような感じですが、なぜ、バイブレーティングジグが釣れるのでしょうか・・・。日本ではチドることばかりに注目がされていますが、もっと単純なところに秘密があるような気がします。