ブレードジグの秘密 その2


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ブレードジグにとっての命は、まさに文字通りブレードです。ブレードの形状は、ほとんどの場合、オリジナルのチャターベイトの六角形の形状をコピーしています。中にはその六角形の形状が少し違うものもありますが、たいていはほぼ近い形です。そんな中、実は大きく違うのがその厚みです。
いろいろなブレイドジグのブレイドの厚みを測ってみると、いろいろ面白いことが分かります。元祖のオリジナルチャターベイトが極薄素材で、日本のメーカーの多くが、極薄系で追従したのに対して、最近発売されているブレイドジグはブレイドが厚めになる傾向にあります。これは偶然でしょうか?
0.25mmと0.5mmでは厚みは2倍も違い、当然重量も2倍違うことになります。一般にブレードは薄くなるほど水切れがよく、アクションがハイピッチになって、バイブレーションのような微振動になるのに対して、ブレードが厚くなるほど、トルクフルなクランクベイトのような強振動になります。また、同じヘッド重量、同じトレーラーなら、ハイピッチなアクションほど、浮き上がりやすく、レンジが浅くなるような気がします。
どちらが絶対に釣れるとは言えませんが、これらの特徴を理解して使い分けるのは非常に面白いと思います。

ブレード厚
オリジナルチャターベイト 0.25mm
オリジナルチャターベイト・エリート 0.4mm
フェニックス・バイブレーティングジグ 0.4mm
モグラチャター 0.25mm
DKチャター 0.2mm
ブレイクブレード 0.3mm
ワイルドヘッダー 0.25mm
Bカスタムチャター 0.3mm
トライクチャター 0.35mm
ピュアポイズン 0.25mm
リベンジ・バイブレーター 0.5mm
アディー 0.5mm
モザイクチャター 0.5mm

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