月別アーカイブ: 2015年1月

ヤマモトさんちの新顔


GYCBの新タイプベイツが発表されました。一つは3.75インチのバジングフロッグ系、ヤマフロッグです。いわゆるホニートードのようなカマ状のウルトラバイブテールではなく、厚めのツインカーリーテールとなっています。ただ、スローリトリーブでもしっかり動くように、テールの一部を薄くする工夫がされています。
GYCBの塩たっぷりのマテリアルって、キャスト&リトリーブを繰り返すような釣りは不向きな気がするんですが、このヤマフロッグはどうなんでしょうか? 5本入りで7.19ドルと、ちょっとお高めです。
もう一つ興味深いのはカリフォルニアロールという名のスペードテールワームです。5インチサイズのリーパー状のスペードテールが付いた珍しいタイプのワームです。10本入りで6.39ドルだそうです。129-968california-roll

 

アーロン・マーテンスの次なるステップとは


実は少し以前から噂があったんですが、事実だったみたいです。アーロン・マーテンスは17年間スポンサーだったメガバスと今季は契約を継続しなかったみたいです。どうやら、メガバスが切ったり、値切ったわけではなく、アーロン側の都合のようです。
アーロン自身のフェイスブックページによると、まだ具体的に次のステップをどうするかはアナウンスしないようですが、クラシックの頃には何か分かりそうな感じです。
まあ、もともとルアーに関してはワンテンぐらいしか使っているのは見たことありませんし、契約が切れてもアーロンはワンテンは使い続けるでしょうから、メガバスの宣伝効果的には大きな痛手ではないような気もしますが・・・。
http://www.megabassusa.com/news/megabass-and-aaron-martens-part-ways-after-17-years

charge with battery


すでに知っている人も多いと思いますが、先日のB.A.S.S.サザンオープンでは2日目の朝に事件が起こりました。
ロックスルーをする際に多くのアングラーが見ている前で、エリートプロのキース・ポッシェのボートが同じくエリートプロのイッシュ・モンローのボートに接触し、口論のもつれから最終的に2人とも落水するまでのけんかとなったそうです。
トーナメント終了後、キースが警察に傷害被害を訴え、イッシュは留置所に入るまでの騒ぎとなりました。さすがにフェイスブック上でも大きな話題となりました。
その後は、キースとイッシュがそれぞれ公式の謝罪コメントをし、最終的にはB.A.S.S.はけんか両成敗として、2人をDQとしました。エリートプロは、いかなる理由であってもバスアングラーの手本となるべき立場であるので、恥ずべき行為だったと思います。この件に関しては、いろいろなコメントが投稿されていますが、イッシュは私の友人でもあり、特に言及することは避けます。
ただ、この件に関して、個人的に面白いと思った英語のフレーズが飛び交いました。バスファンの記事でも見出しに使われていたのですが、ボクの英語力では最初何のことだか理解できませんでした。それが”be charged with battery”という表現です。普段、”Battery”と言えば「バッテリー」、”Charge”と言えば「充電する」という意味で使いますが、この場合はBatteryは「暴行・殴打」なんて言う意味で、Charge withで「罪や責任を負わせる、課する」なんて意味があるようです。似ているようで、使い方を間違えるとぜんぜん違う意味になるので、注意したいですね。

B.A.S.S.サザンオープン初戦(レイク・トホ)2日目結果


1  Brandon Mcmillan  5 24- 9 5 13-15 10 38- 8
2  Todd Auten           4 16- 2 5 20- 6 9 36- 8
3  Bobby Lane           5 14- 7 5 20- 6 10 34-13
4  Andrew Slegona      5 31- 2 2 3- 7 7 34- 9
5  Gerald Swindle   5 14-12 5 19- 7 10 34- 3
6  Ed Loughran     5 15-15 5 15-12 10 31-11
7  Brock Mosley       5 19- 9 5 11-11 10 31- 4
8  Trevor Fitzgerald  5 13- 6 5 17-13 10 31- 3
9  Chad Morgenthaler  5 16- 7 5 13-13 10 30- 4
10  Garrett Rocamora  5 24- 4 1 4-15 6 29- 3
11  Kelley Jaye           5 17- 5 5 11-13 10 29- 2
12  Brad Knight         5 20-13 5 8- 2 10 28-15
22  Shinichi Fukae  5 10-14 5 14-14 10 25-12
36  Kazunori Okuma  5 11- 7 5 11- 8 10 22-15
79  Kazuki Kitajima   3 5- 8 5 12- 2 8 17-10
182  Kenta Kimura        0 0- 0 4 6- 8 4 6- 8
197  Ryusuke Nishio      1 1- 8 0 0- 0 1 1- 8
http://www.bassmaster.com/tournaments/2015-bass-pro-shops-southern-open-1/leaderboard

B.A.S.S.サザンオープン第1戦(レイクトホ)初日結果


1  Andrew Slegona    5 31- 2
2  Joey Nania              5 25- 1
3  Brandon Mcmillan  5 24- 9
4  Garrett Rocamora   5 24- 4
5  Brad Knight           5 20-13
6  Blake Nick              5 19-10
7  Brock Mosley        5 19- 9
8  Terry Scroggins    5 19- 0
9  Kelley Jaye             5 17- 5
10  Colby Flinn          5 17- 4
11  Justin Lucas         5 16-15
12  Chad Morgenthaler  5 16- 7
34  Kazunori Okuma   5 11- 7
46  Shinichi Fukae     5 10-14
155  Kazuki Kitajima  3 5- 8
193  Ryusuke Nishio   1 1- 8
197  Kenta Kimura      0 0- 0
http://www.bassmaster.com/tournaments/2015-bass-pro-shops-southern-open-1/leaderboard

FLW組の熾烈な生き残り合戦


いよいよ、B.A.S.S.サザンオープンがレイク・トホでキックオフしました。初戦の出場選手は定員超えの200人だそうです。
個人的に非常に注目しているのは、FLW組の参加選手です。すでにフェイスブックで、数人のアングラーの今季のラッピングボートやトーナメントシャツが投稿されていて、徐々に明らかになってきていますが、やはりというか噂通り、多くのFLWツアープロがチーム・ディールを失なったみたいです。
実はまだ詳細は明らかになっていないのですが、今季FLWはかなりのスポンサーが撤退するという情報があったのですが、その実態が少しずつ分かってきた感じです。まだ、何も情報はありませんが、B.A.S.S.寄りのバスプロショップがレンジャーボートを買収したことも、今後何らかの影響がありそうな気もします。つまり、いよいよ本格的にFLWツアープロのB.A.S.S.エリートへの流出に拍車がかかりそうです。
今季はFLWツアーの日程とB.A.S.S.オープンの日程は3ディビジョンとも被っていません(昨シーズンはサザンオープン、セントラルオープンがFLWと日程が重複)。つまり、FLWツアーの選手はどのオープン戦にも参戦が可能となります。実際、フカシンは今季サザン、セントラル、ノーザンのすべてのオープン戦にフル出場するようです。昨年、まさかの失速でノーザンオープンを年間6位でフィニッシュした(上位5人中3人がFLWツアープロ)フカシンですが、いよいよ本気でエリート昇格を狙うみたいです。
ここ数年のエリートシリーズは、FLWからの移籍組の躍進が目立ちます。上位陣はFLW移籍組が多数入っていて、毎年AOYを争っています。この傾向はますます続きそうな感じです。
つまり、オープン枠でそれぞれ年間トップ5に入らなければならないエリート昇格への狭き門は今季はますます熾烈な闘いになりそうな予感です。両団体が互いに反映していくのがバスフィッシング業界にとっては望ましい姿ですが、今季のFLWツアーはエントリフィーが上がったり、コアングラー制度に大きな改革があったりと、今後が心配になってきました。

フロリダが熱い


年も明けたばかりですが、アメリカではさっそくトーナメントシーズンが開幕です。まずはバスマスターサザンオープンの第1戦が、レイク・トホで開催されます。今年は特にこの大会に注目です。
トホがホームの北嶋一輝さんは昨年に続き、今年も出場予定ですし、ガイドのオフシーズンにアメリカを満喫している大熊一徳さんも出場予定です。そして、今年のニューフェイスとして、キムケンとフカシンがこのシリーズに初出場です。
イヨケンにエリート昇格を先越されたキムケンも、今季はサザンとセントラルのダブル参戦するみたいですし、フカシンはサザン、セントラル、ノーザンのトリプル出場で、いよいよ本気でエリート昇格を狙うみたいです。フカシンがトリプル出場できるということは、今季は多くのFLWツアープロが同じように参戦してくることが予想されますし、かなりハイレベルな試合になりそうです。
それぞれの意地とプライドの激突。どんな結果になるか楽しみです。

メジャーリーグフィッシング


前回、メジャーリーグフィッシングについて書きましたが、この番組はただバスに優しいトーナメントだというだけでなく、ボクたち釣り人目線で見てすごく面白いというか奥が深く、勉強になる番組です。
通常のB.A.S.S.やFLWの番組は上位陣の決勝戦にカメラマンが同船して、ダイジェスト風に紹介するので、基本的にみんなすでにつかんだパターンで釣っていきます。
一方のメジャーリーグフィッシングは、番組構成を優先したフォーマットがとても面白いです。まずは24人の選手が招集され、エリミネーションラウンド(予選)は8人ずつの3グループに分けてノンプラクティスで同じ湖を釣ります。時間内にキャッチしたすべての12インチ以上のキーパーをカウントして、重量の大きい上位4人が次のステージに進みます。
予選を通過した3グループの各4人、計12人は、今度は6人ずつの2グループに分け、またタイプの異なる新しい釣り場に移動して、ノンプラクティスでサドンデス(セミファイナル)を行います。このラウンドもキャッチしたすべての12インチ以上のキーパーをカウントしていくのですが、総重量が20ポンドを超えたら勝ち抜けとなり(時間切れの場合は総重量順で)、上位3人ずつがファイナルに進みます。
ファイナルに残った6人は再び新しい釣り場に移動して、ノンプラクティスで競い、時間内に釣ったすべてのキーパーをカウントして、総重量の一番大きい選手が優勝となります。
スタイルの違うアングラーが、どんなポイントを選んだかをGPSマップと魚探画像を見せながら、アングラー自らが解説しながらパターンを絞り込んでいきます。対戦相手が釣る度にオフィシャルはオンタイムで結果を知らせるので、心理的、戦略的にも選手は影響を受けます。もちろん、時間経過とともに変わる状況にどう対応していくのかも見所です。
そして、メジャーリーグフィッシングの興味深いのは、全員がガンガン釣り競うわけでなく、見失って外す選手が出てくるところです。対照的な釣り方やポイント選びだったり、時には僅かなアプローチの違いやカラーの違いで釣果に差が出ているのが本当によく分かり、マニアックですが、かなり楽しめます。
ちなみに1シリーズごとのDVDは4枚組になっていて、予選から決勝まで見ると10時間を超える大作で、見応えあります。
http://www.majorleaguefishing.com/

引きこもり中


年末年始はヒマすぎてお尻から根っこが生えてきそうなぐらい引きこもっています。テレビもなんかマンネリで面白くないので、メジャーリーグフィッシングのDVDを見ています。
このメジャーリーグフィッシングは、ブログで何度も紹介していますが、ボク自身最初から最後まで一つのシリーズを通して見るのは初めてです。アメリカに行くたびに友人の家で録画した番組を断片的に見たことはありましたが・・・。
メジャーリーグフィッシングのフォーマットは、ボクも昨年、長門川&将監川で開催したフロッグマンでも手本にさせてもらったバスをキープしないトーナメントです。リミットはなく、キーパーサイズのバスはすべてカウントして、その場ですぐにリリースします。ネットは禁止で、バスをデッキに落としたり、キャッチの際に体やボートにぶつけたり、ラインブレイクしたり、乱暴にリリースすると、2分間のペナルティー(釣りを中断)が課せられるバスに優しいトーナメントです。
今年もフロッグマンを開催したいと思っていまして、何か面白い企画のヒントがないか、勉強中です。

P1130665 (640x480)

あけましておめでとうございます


P1130669 (640x481) あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。2015年は心機一転、まじめにブログを更新したいと思います。フェイスブックを見ていると、さっそく初バスをキャッチしている方もおられるようですが、寒いのが苦手のボクには初バスはいつになることやら・・・。
ボクのように暖かくなるまで、釣りはお預けって方には、先月のメキシコ釣行の模様を動画に撮ったものをYoutubeにアップしましたので、ヒマな方はご覧ください。