結果は50位 その2


 今回の試合は結果的に2日間、まったくソフトベイトに手を出しませんでした。プラで釣れていなかったわけでもないですが、どうしても展開が遅くなるので、広く回れないのと、せっかくボーターになって好きなポイントを自分で選んで、好きなルアーを好きなポジションから投げられるのに、わざわざドロップショットやセンコーは使いたくなかったからです。また、パンチにはコンフィデンスが持てるマットを見つけることができませんでした。
 ボクの場合、年間ポイント争いをしているわけでもなく、中途半端にキーパーを釣っても何の意味もありません。狙って獲れる4-5ポンド以上のキッカーを釣るパターンを押し通し、トップ10カットを狙わないと意味がありません。結果的に運良くそのパターンを見つけたのがトップウォーターのパターンでした。
 タイドが下がり始め、下げ(アウトゴーイング)のカレントが効いて、さらに水位がある程度下がってトップウォーターを使うとトレブルフックがウィードに掛かってしまうかどうかの約1時間、明らかにボクの見つけたパターンは強力でした。
 4-5ポンドクラスがガンガン当たってくるし、ウィードが引っ掛かってくるぐらいになるとフロッグでも釣れました。誘い方は激しければ激しいほど、狂ったようにバイトしてきます。ただ、フッキングしないバイトが多いのが問題でしたが・・・。
 今回の試合で重要なキーとなったタイドですが、初日の朝は上げ(インカミング)のタイドで、すでに水位は高めからスタート、9時くらいには下がり始める展開で狙うべき時間は正午前ぐらいに来ましたが、2日目はやはり上げのタイドでしたが、また水位は低め、上がりきって下がり始めるのが正午くらいで、水位がある程度下がる頃には1時をまわり、3時半帰着ではほとんど釣りをする時間がない状況でした。
 それでもこれしかないとトップウォーターのパターンを押し通し、毎日グッドサイズを混ぜることができました。特に二日目は1時間で、それまでにクランクで釣った5本をすべて入れ替えしたぐらいに強力にはまりました。結果的には50位という結果でしたが、バイトしてくる魚をすべて捕れていれば、20ポンドどころか25ポンドも夢ではないポテンシャルの高い釣りでした。おかげで、賞金は獲れませんでしたが、自分なりには満足できる試合展開でした。

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結果は50位 その2」への1件のフィードバック

  1. DEN

    大会なので、順位という結果で判断されてしまいがちですが、大事なのは自分が納得のいく釣りができたかどうかだと思います。
    バックシートで連れて行ってもらったエリアで、あの手この手でバスを釣るのも楽しいのでしょうが、やはりボーターとして、バスのいるエリアを見つけて、そのバスを釣る方法を自分で見つけたときの方が、同じ1本の喜びが大きいですね♪
    それにしても、写真のバス、本当にいいバスですね!

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