日別アーカイブ: 2013年4月5日

進化するAリグ その2


 いよいよ、B.A.S.S.サザンオープン第2戦がスタートしました。開催地は先週のPAA同様、テネシー州ダグラス・レイクです。PAAの試合ではトップ15人中、14人がAリグを投げていたという話ですから、この試合もAリグ祭りとなるのは必至です。
 進化するAリグというタイトルで、最近のAリグ事情を紹介する予定でしたが、その前にテネシー州のレギュレーションについて紹介します。
 アメリカでは各州でレギュレーションが違い、Aリグはエリートシリーズでは使用が禁止されていますが、他のトーナメントでは、ルールは各州のレギュレーションに準ずる形となっています。
 2011年秋にアラバマリグ旋風が吹き荒れた頃、テネシー州のルールは非常に複雑なものでした。そのルールとは、「ルアーが4個以上付くならフックは1本まで(すなわち、他のルアーはフック無しのダミー)」、または「フック付きのルアーは3個までで、ダミーはいっさい禁止」というものでした。当時問題となったのは、エバースタート・チャンピオンシップが開催されたケンタッキーレイクでの使用でした。この湖はアラバマ州とテネシー州にまたがっていたからです。
Megabass_spark_rig_1303_180_shinfuk その後、テネシー州のルールは変更され、2013年3月1日より、フックは3本までなら、ダミーを付けてもOKになったようです。PAAの写真を見て、ルール違反じゃないの?って思った人も少なからずいたと思いますが、そういうことでした。ちなみにフカシンは3インチスイムベイトを2本ダミーにして、4インチスイムベイト3本をフック付きとして使ったみたいです。