太ラインのススメ その1


 いよいよ12月。もう釣り納めという方も多いと思います。今シーズンの釣りはいかがだったでしょうか? いい釣りができた人、そうでない人、いろいろな方がいると思います。
 それでは来シーズンの目標はいかがでしょうか? 自己記録の更新やトーナメントで好成績を残すなどの具体的な目標を掲げるのもいいですが、ボクの提案、「ラインを一回り以上太くする」という目標はいかがでしょうか?
 最近の日本は、ますますラインが細くなる傾向にあり、これもバスへの負担、釣り場の衰退に拍車をかけているような気がします。細いラインは”禁断の果実”で、慣れてしまうとなかなか太いラインに戻れません。
 日本のバスアングラーの最高峰のトップトーナメンターは、今ではあり得ないぐらい細いラインが常識になりつつあります。スモールマウス戦で1.5ポンドのラインを使うとか、ベイトフィネスで3.5ポンドを使うとか、よくまあ、恥ずかしくもなく平気で言えるものです。
 日本のバスアングラーの手本となるべきプロの中のプロが、これでは将来が不安です。そもそも、「よい子(素人)はマネしないでね」というなら、そんなプロは必要ありません。
 村田基さんのように太いラインを推奨する人が最近ではほとんどいなくなってしまい、「細いラインで釣るのがカッコイイ」みたいな空気さえ感じます。極端な話、ラインを細くすれば、誰でもヒットさせやすくなりますが、それでは自慢になりません。誰よりも太いラインで、ヒットさせてこそ、プロといえるのではないでしょうか?
 ボクはこれまで、スピニングタックルはフロロの場合、最低でも5ポンド、最大7ポンドまでを使っていましたが、今シーズンから8ポンドラインを導入しました。確かに、最初はかなり釣りづらかったですが、ラインメンディングやキャストコース等、いろいろ工夫していくうちにかなりストレスなく釣りができるようになってきました。ラインを太くすることで分かる真実もあるものです。安易に「3ポンドラインじゃないと食わない」と決めつける前に、6ポンドラインで食わせる努力や工夫もまた、バスフィシングの面白さだと思うのですが・・・。

太ラインのススメ その1」への2件のフィードバック

  1. Nexus7

    極太ライン宣教師のヒロ内藤さんの存在を忘れてますよー!! 村田さんはヒロさんの影響で極太ライン推奨派になったのでありんす。

    返信
  2. 無名アングラー

    初投稿です
    太いラインの使用は大賛成です。
    当方はスピナーベイト、クランクベイトに20lbナイロンを使用しています。
    細いラインは怖すぎて使えませんし、使用可能な範囲で太くすればするほど果敢にカバーを攻める事ができ、それが釣果に繋がる
    という考えを持っています。
    スピニングタックルではワームにガラスラトルを挿入し、ラインから出るノイズ?以上にワームを目立たせて使用しています。
    この辺は自己判断、解釈というか・・・効果の程はわかりませんが・・・。
    田舎の野池なのでスレなど無縁の事かもしれませんが10lbでも問題なく釣れています。
    雑誌、プロが率先してミスリードをしているのは残念に思います。

    返信

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