秘密だったクランクベイト その3


P1060343_506x640 今年の4月号のFLWマガジンの78ページに興味深い記事があります。それはトミー・マーティンが1970年代初期に作られたヴィンテージ・ウィグルワートについて解説している内容です。
 やはりトミー・マーティンもまた、現行モデルではなく、旧モデルを愛用しているわけですが、その違いを大きく3つ挙げています。
 まずはラトル音の違いです。これはアーロン・マーテンスからも直接聞いたことがあります。現行モデルのウィグルワートはラトル音がカンカンと高く鳴りすぎますが、旧モデルは鈍い音がします。アメリカではこの鈍い音をDull Soundと表現します(ダルイ音と覚えるといいです)。もちろん、これはクリアリップ同士の比較での話です。実際、旧モデルを愛用している人のほとんどはボーン素材ではなく、クリアリップのウィグルワートを愛用しています。
 2つめはチドリ加減。やはり旧モデルは左右にハントするのが重要な要素だと解説しています。そして、興味深いのはラインは8-10ポンドと細くした方が、より大きく左右にチドリやすくなると紹介しています。
 3つめはこれもドン深のロッキー・リザーバーでは大きな違いになりえますが、旧モデルの方が現行モデルよりもやや深く潜ると語っています。具体的にどれだけとは解説していませんが、経験上感じることができる差なのでしょう。もちろん旧モデルでもボーン素材はクリア素材に比べると潜行水深が浅いので、あくまでクリアリップのウィグルワート同士での話ですが・・・。

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秘密だったクランクベイト その3」への3件のフィードバック

  1. 川越

    バスもあれにはビビるような気がします 白いリップは黒く塗るとちょっとはマシで釣れた実績あります  最近お気に入りクランクのカラーが白リップになったりしてかなり不安です

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  2. GRANBASS

    川越様 ボクも個人的にはリップがクリアでないと少し抵抗があります。ショートリップなら、あまり気になりませんが、不透明の大きなリップがブンブン左右に振り回されると、そっちが気になってしまいますよね。

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  3. 川越

    クランクのリップはやはりクリアーに限りますね  古めなウイグルワートは4つ持ってますがクリアーなのは一つだけですね

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